2008年06月22日

Y市・魚河岸シャツ

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Y市では夏になると、魚河岸シャツが登場する。

その昔、魚河岸の衆が東京の築地の得意先から手ぬぐいを貰い、これをシャツに仕立てたのが始まりだという。この写真は豆絞りの手ぬぐいの面影を残した柄であります。

Y市ではこれがクールビズでありますが、隣町でも日中はどうも仕事着と言い張るのは無理があるような気分。でもY市なら何も問題はないのであります。

とまれ、こういうシャツでありますが、今年は正統派の高橋染物店で2枚購入しました。大漁旗作りが本業のお店ですが、この時期ともなると店先には既製のシャツが並びます。uogasi-ka.jpg

今年買ったのは真っ赤な地色で派手の一語に尽きるのですが、それはそれ。
もう夏は間近なのであります。

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2007年08月13日

Y市の装い

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Y市の夏の装いといえばこの「魚河岸シャツ」である。

そもそもは、戦後まもないころ、築地市場の仲買から届いた手ぬぐいを縫い合わせて、シャツに仕立てたものだそうな。何か、落語で聞いたことのあるような話である。

というのは「ケチ」を題材にした落語のプロットに、「家内が難産で難儀をしております。腹帯用に、と稲荷の幟をもらって来るんだ。これを何カ所でやって縫い合わせれば、反物になる」「それじゃ着物一面が『正一位稲荷大明神』じゃないですか。染めに出すのですか」「いやそのまま、犬に追われたふりをして紺屋の藍瓶に飛び込んじまう。そうすれば見事、紺色の着物が出来上がる」「すごいもんで」てなやりとりのある噺があったと思うのだけど、題名は今は失念(ご存じの方はご教示願いたい。奥歯に物が挟まったような心境)。

余談はさておき、どう見てもダボシャツに見えるのだが、要は木綿地(というか浴衣地)なので、涼しくていい、というので昨今は夏の装いとして定着している。これがY市の町中にいる分には、違和感がないのがまた漁師町としての風、なのだろう。

ただ、この日買って来たのはいささか派手過ぎた。蜜柑色の地に、弥次郎兵衛が黄色で散らしてある柄。この格好だと、どうにもいけないようだ。

今度は写真(専門店のhpから)のような代物にしようか。

それよりも、和田浦の祭りでいつもシャツを仕立ててもらっているところに、浴衣地を送って仕立ててもらった方が安いかな。

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2007年02月18日

ダウンジャケット

写真でお見せするのが恥ずかしいので、掲載はしないが最近、年代もののダウンジャケットを着ている。

ちょうど小生らが大学生のころ。もこもこの羽毛をキルティングしたジャケットが流行ったのである。往時を振り返れば、白いリバティベルなっていうブランドもあった。

まだ、スノーボードなんて、一部の好事家がやっているくらい。大学生といえば、テニスにスキーをやるサークルが花形だった時代である。

そんな空気の中で買ってもらったジャケットは、今でも冬もののブランドとして生き残っているフェニックスの水色と紺色のリバーシブル。年末の南京町で、爆竹が飛び交う中を歩いていたから、袖の何カ所かには焼け穴も空いているのだけど、それもまたガムテープで補修するのが格好いいという風に見られていた時代の代物である。

ポケットの中からは、賞味期限が99年までのタバコが出てきた。察するに20世紀の末ごろに着たのがたぶん、最後だったのだろう。

でも、そんな古めかしいジャケットなのだけど、実用的にはすこぶる暖かい。暖冬だから、というだけではない気がする。

最近、「バブルへGo」なる映画が封切られて、「面白かったと言っていたわよ」との評判も聞いたが、それはそれ。暖かく感じるのは、「買ったもの」ではなく「買ってもらったもの」だからのような気がする。

そういえば、今でも若いカップルでは彼女が彼のために手編みのセーターなんて作るんだろうか。
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2007年02月02日

My day's duties

My day's duties done
And I quicken my footsteps
On my way back home
While the light of the moon
Shines down whitely on the path.

"I want to see the moon", said the little child. Hand in hand we entered the garden, and the moon shown brightly.


別に呪文じゃありません。今年の歌会始の天皇、皇太子妃のお歌の英訳であります。

>務め終へ歩み速めて帰るみち月の光は白く照らせり
「務め」がDutyとなるは思わなかったなあ。

>月見たしといふ幼な子の手をとりて出でたる庭に月あかくさす
が元歌。

ともかく、もう少し宮内庁も上手く英訳できないのかな。もっと言えば、会津八一並みに五言絶句くらいに訳す人間もいないのかしらんね。

今年の御題が「月」でしたけど、来年の御題は「火」。ともしび(灯火)・ほむら(火群)・ほなか(火中)などの用例がありますが、必ず「火」の文字を使用して下さい、とのことであります。締切は9月30日の消印有効。応募要領は宮内庁のHPにあります。

しかし、My day's dutiesか。考えさせられる訳ですねえ。
posted by 曲月斎 at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 紋付羽織 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月31日

ネクタイの結び方講座

ダイレクトメールが山のようにくるけど、洋服屋のサイトでネクタイの結び方講座をやっているとは。
http://www.brooksbrothers.com/TieKnots/TieKnots.tem

個人的にはウインザーノットは大きくなりすぎるので、ここの結び方でいうとフォー・イン・ハンドで結ぶのが普通ですけどね。
しかし、こんなに結び方が解説付きで出るのはいかにも今の時代。「紳士たるもの、結び方にも気を配りましょう」式の注釈が大仰で面白い。
ウインザー.jpg ハーフウインザー.jpg スモールノット.jpg
4インハンド.jpg クロスノット.jpg プリンスアルバート.jpg
posted by 曲月斎 at 04:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 紋付羽織 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月30日

ニットタイ

元町のポピーに立ち寄ると、ニットタイを売っていた。
いつも、相談をするNさんに話をすると、「シルクのタイより、ちょっと結び目が大きくなるけど、替え上着なんかに併せやすいよ」とのこと。
以前、1色のタイは買った覚えがあるが、どうも締めてみると、高校の制服のようでやぼったい。そのままお蔵入りになってしまったが、今回はストライプのもある。ジャケットに合わせるのには確かに便利そうだ。
見立ててもらって黒地に暗い鶯色のストライプのものを買う。買えば占めてみたくなるのが人情。さっそく締めてみるとなかなかにいい(と本人は思う)。
中学、高校と制服がブレザーで、緑灰色のニットタイが決まりだった。
今でもネクタイを締めることがあまり苦にならないのは、このころの習慣が残っているからか。久しぶりにニットタイを締めて、何か懐かしいような気分にもなった。
posted by 曲月斎 at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 紋付羽織 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする