2011年02月02日

1月に読んだ本

2011年1月の読書メーター
読んだ本の数:47冊
読んだページ数:11781ページ

■江戸の紀行文―泰平の世の旅人たち (中公新書)
読了日:01月30日 著者:板坂 耀子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4121020936

■江戸の紀行文―泰平の世の旅人たち (中公新書)
江戸時代の紀行文という一群の文学を縦覧した快著。何より筆者が自分の研究してきた分野がこんなに楽しいと胸を張っているのが嬉しい。そしてつい原典を当たってみたくなるほどの紹介法。大学定年退官を機に書いた1冊だそうだが、入門書として、あるいは縦覧書として、江戸時代の日本人が何を考えて旅行記を残してきたかがよく分かる本です。読後感のさわやかさ、文章の切れ味。いずれもすばらしい。お勧め!!
読了日:01月30日 著者:板坂 耀子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9492171

■使いみちのない風景 (中公文庫)
村上春樹は随筆なら読む、という方ですが、正直のところ、写真が主なのか、文章が主なのか。きれいではあるけど、あまり余韻が残らない感じ。
読了日:01月28日 著者:村上 春樹,稲越 功一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9472099

■同性愛と異性愛 (岩波新書)
同性愛と異性愛というタイトルよりも、現代の同性愛、とした方がふさわしい。多様性の容認という点で興味深いものがあった一方、どこまで行っても「クローゼット」な問題ではないのかな、という読後感も。
読了日:01月28日 著者:風間 孝,河口 和也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9472049

■デフレの正体 経済は「人口の波」で動く (角川oneテーマ21)
要約すれば、人口の増減の波が経済活動の根本的な原因となるということ、数字を解析する場合、相対率ではなく、絶対数を見直せ、ということ。何かすごく分かりやすいのだけど、かつてのフリードマンのマネタリズムとどこか似ているキもする。
読了日:01月28日 著者:藻谷 浩介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9471984

■にっぽん入門 (文春文庫)
読後感が佳くない。時代の残滓を感じる。記して居るとおり、柴門ふみの「自分さがし」なのだから。どこか、昨今のBLに続くような萌芽があるのが後味の苦さにつながっているのか。
読了日:01月27日 著者:柴門 ふみ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9447537

■莫山つれづれ (新潮文庫)
莫山センセの本の中では一番、身辺雑記に近いかもしれない。独りよがりでもなく、高踏的でもなく。この本の末尾、病床にあったろう、莫山センセが新潮社に本の表紙デザインをOKした手紙が載っているのですが、この字がまた秀逸。
読了日:01月26日 著者:榊 莫山
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9436390

■ゴルフの品格 月イチプレーヤーでもシングルになれる100の方法 (幻冬舎ルネッサンス新書)
品格、と言う言葉を振り回している筆者自身が一番、品格を問われているのかもしれない。1つの項目が見開き2ページ。内容によって結構無理があるキもする。
読了日:01月25日 著者:神田 恵介
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9429521

■「患者様」が医療を壊す (新潮選書)
今年最初の「大当たり本」。今時の勘違いを見事に指摘している。「医者と患者が対等なんて大間違い」という命題を縷々説いていくうちに、二項対立では解消しきれない、人間関係の複雑さを教えてくれる1冊です。医者にも読むことを勧めたいし、患者にも。そも人間関係に於いても。池波正太郎風に言えば「黒白」の1冊、というところでしょうか。Good!!
読了日:01月23日 著者:岩田 健太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9396059

■米・百姓・天皇 日本史の虚像のゆくえ (ちくま学芸文庫)
この本は解説がすぐれています。まず末尾の解説を読んでから、2人の歴史家の対談に挑んだ方が話が分かりやすいです。で、一番個人的に興味深かったのは日本に早くから重商主義が登場し、農本主義と二項対立していたという指摘。たしかにその指摘は今考えていることに非常に示唆を与えてくれました。
読了日:01月22日 著者:網野 善彦,石井 進
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9381013

■完全版 広重の富士 <ヴィジュアル版> (集英社新書)
きれいな本です。要旨は富士山画家の存在を時代が常に求めていた、そして北斎〜広重とつながって富士山がテーマの絵が描かれた、ということ。そして両者の作風の違いを論じているのですが、そこは印象批評の域であると思います。
読了日:01月22日 著者:赤坂 治績
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9380984

■池波正太郎のそうざい料理帖〈巻2〉 (深夜倶楽部)
巻末の対談がせめてもの救い。イラストで「ブロンディ」の話が出てくるが、静岡・藤枝で今も当時の羨望の目線を忘れずにやっている洋食屋がある。屋号は「ブロンディ」。人のふんどしで相撲をとるなら、この位の覚悟はして欲しい1冊。
読了日:01月22日 著者:池波 正太郎,矢吹 申彦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9370845

■そうざい料理帖 巻一 (平凡社ライブラリー)
やはり、の1冊でした。立ち読みすれば良かった。池波の作品を引用し、作り方の図解(へたうま風)を1ページのせるという構成。いかにも安直です。申し訳ないが買って損した。
読了日:01月22日 著者:池波正太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9370780

■ホン! (GHIBLI COMICS SPECIAL)
広岡先生の作品を初めて読む機会を得ました。正直のところ、文章はかったるいです。でもマンガがすべてです。
読了日:01月20日 著者:いしい ひさいち
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9356283

■お言葉ですが…〈別巻1〉
一昔前の、丸谷才一の随筆を読むような爽快感があります。週刊文春の連載以外の随筆を、この出版社の編集者がかき集めたということですが、それだけファンもいるのでしょう。逆に心強い気もしました。内容はそう、高島節です。
読了日:01月18日 著者:高島 俊男
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9317764

■語り継がれる名相場師たち (日経ビジネス人文庫)
相場師の時代は獅子文六の「大番」で終わっているのだけど、相場師という名こそ変われ、「投資ファンド」という名に変わっているだけ。ただ、その仕掛けが単純だった時代の話です。あまりデキは評伝としてはよくないですな。
読了日:01月18日 著者:鍋島 高明
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9317559

■裏返し文章講座―翻訳から考える日本語の品格 (ちくま学芸文庫)
特になし。
読了日:01月17日 著者:別宮 貞徳
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9306484

■宗教で読む戦国時代 (講談社選書メチエ)
最近、なんか同工異曲の本があったようなきがするのだけど。おもいだせない
読了日:01月17日 著者:神田 千里
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302733

■漢文法基礎  本当にわかる漢文入門 (講談社学術文庫)
何だか、Z会の問題をすると、分からない問題が出てもおびえなくなるという効用を思い出すような1冊ですな
読了日:01月17日 著者:二畳庵主人,加地 伸行
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302686

■銭金について (朝日文庫)
読了日:01月17日 著者:車谷長吉
http://book.akahoshitakuya.com/b/4022643439

■星のあひびき
以前の切れ味はやはりなくなったのですな。才一センセも
読了日:01月17日 著者:丸谷 才一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302556

■電通とリクルート (新潮新書)
歴史は書けてもこの広告不況、デフレスパイラル、少子化の中の日本で両社がどんな社会的存在意義を示しうるか、結論はやはり定かでない
読了日:01月17日 著者:山本 直人
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302537

■法律の世界地図 (文春新書)
國が変われば法律も変わる。法は民族なり。
読了日:01月17日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302530

■東京灰燼記 (中公文庫 M 150)
阪神大震災の時、もし時間が許せたならこういうことをしていたに違いない、と思う。筆者の行動力に敬意
読了日:01月17日 著者:大曲 駒村
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302511

■夏目家の福猫 (新潮文庫)
縁あって話題の糠味噌の漬物を味わったこともあるが、確かにおいしい。鏡子夫人の大きさを教えてくれる1冊。文豪も孤独の中からは生まれ得なかったのかも
読了日:01月17日 著者:半藤 末利子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302474

■日本の貴人151家の運命 (朝日新書)
羅列本の1冊。参考書としての値打ちもなければ読み物としての値打ちもない。痛い1冊。2匹目のドジョウも所詮ドジョウだったということ
読了日:01月17日 著者:中山良昭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302444

■八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)
再読。しかし、中学時代に映画封切の際に読んだ時と壮年に入って読むのとでは全然違う本に思える。新田次郎の文体もひさしぶりに好感が持てることを知る。
読了日:01月17日 著者:新田 次郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302415

■寄生虫病の話―身近な虫たちの脅威 (中公新書)
目黒寄生虫館にいってみたくなる本です。
読了日:01月17日 著者:小島 莊明
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302378

■回想 回転扉の三島由紀夫 (文春新書)
堂本正樹は日本の能評を書かせたら3筆の一人。若き日に三島と同性愛的な交友を重ねたことを振り返る1冊。自らも若き日の世阿弥なりしか
読了日:01月17日 著者:堂本 正樹
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302339

■江戸名所100選 (1973年)
この綿谷雪という人の剽げた文体というのはどうも忘れられないのです。読者をどこか突き放したような。
読了日:01月17日 著者:綿谷 雪
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302176

■速記者たちの国会秘録 (新潮新書)
消えていく職業なんでしょうね。すでに日本では消滅した灯台守のように。
読了日:01月17日 著者:菊地 正憲
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302154

■ローカルバスの終点へ (洋泉社新書y)
宮脇ワールド炸裂。またどうでもいいバスに乗りに行きたくなってしまう。それと平成の大合併で地方の骨抜きが進んだことも各章の注記でよく分かる
読了日:01月17日 著者:宮脇 俊三
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302132

■のぼうの城 下 (小学館文庫)
結末が陳腐。マンガの元々は台本だったのかしらん。
読了日:01月17日 著者:和田 竜
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302116

■のぼうの城 上 (小学館文庫)
人物造形が今一つ。逆サイドからの描写になるけど、「へうげもの」の方が分かりやすい
読了日:01月17日 著者:和田 竜
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302095

■訪ねておきたい名駅舎 絶滅危惧駅舎 ( 二見文庫 )
内容はちょっと空疎。もう少しきちんと一つひとつを掘り下げないと。
読了日:01月17日 著者:杉崎 行恭
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302077

■お言葉ですが…〈別巻2〉
この人の文章は歯切れがいいです。中国語、漢語の達人ですが、漢字というものを日本語の場合にはどう遣えば、分かりやすいのか。本当にココロ細やかなところを教えてくれます。
読了日:01月17日 著者:高島 俊男
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302043

■お言葉ですが…〈別巻3〉漢字検定のアホらしさ
文春の名物コラムが姿を消して早……。編集者が作品をかき集めて作ったそうだけど、高島節全開でやっぱりリズムが合う。
読了日:01月17日 著者:高島 俊男
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9302004

■ヘン (GHIBLI COMICS SPECIAL)
いしいひさいちワールド全開。たぶん、筆者の理想像なんでしょうな、広岡先生は
読了日:01月17日 著者:いしい ひさいち
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9301989

■写真 日露戦争
奉天会戦の後の、2元帥6将軍の写真とか、当時の機材で気合を入れた写真が載ってます。やはり写真は雄弁。
読了日:01月17日 著者:
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■山口組概論―最強組織はなぜ成立したのか (ちくま新書)
分かりやすい本です。本音と建前というものは世の中にある、ということ。そして暴力団も進化を続けているということ
読了日:01月17日 著者:猪野 健治
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■韓国人の作法 (集英社新書)
作法と思っていることが単に資本主義社会での進化の過程でしかないことがよく分かります。ざっと40年前の日本、かな。
読了日:01月17日 著者:金 栄勲
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■ボーイング777機長まるごと体験 成田/パリ線を完全密着ドキュメント (サイエンス・アイ新書)
キムタクの「Good Luck」を見る前に読むといい本でしょう。
読了日:01月17日 著者:秋本 俊二
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■写真で読む昭和史 占領下の日本 (日経プレミアシリーズ)
A級戦犯のカオ写真を眺めるだけでも値打ちのある1冊。
読了日:01月17日 著者:水島 吉隆
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■犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い (光文社新書)
オノマトペの本。余り新鮮味はない。個人的には。
読了日:01月17日 著者:山口 仲美
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■樺太一九四五年夏―樺太終戦記録 (1972年)
読了日:01月17日 著者:金子 俊男
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■九人の乙女はなぜ死んだか―樺太・真岡郵便局電話交換手集団自決の真相 (ノンフィクションブックス)
実家の本棚からやっと見つけ出す。ひさしぶりに読み返した。
読了日:01月17日 著者:川嶋 康男
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■風流 江戸の蕎麦―食う、描く、詠む (中公新書)
読了日:01月17日 著者:鈴木 健一
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2007年02月05日

立春のついでに。

24節季を探した次いでに、ここに今年の分を貼っておく。
ほんの小生の心覚え、ですから。

2007年度24節季一覧ほか(国立天文台から)
名称 太陽黄経 中央標準時
小寒 285度 1月06日 2時40分
大寒 300度 1月20日 20時01分
立春 315度 2月04日 14時18分
雨水 330度 2月19日 10時09分
啓蟄 345度 3月06日 8時18分

春分 0度 3月21日 9時07分
清明 15度 4月05日 13時05分
穀雨 30度 4月20日 20時07分
立夏 45度 5月06日 6時20分
小満 60度 5月21日 19時12分

芒種 75度 6月06日 10時27分
夏至 90度 6月22日 3時06分
小暑 105度 7月07日 20時42分
大暑 120度 7月23日 14時00分
立秋 135度 8月08日 6時31分

処暑 150度 8月23日 21時08分
白露 165度 9月08日 9時29分
秋分 180度 9月23日 18時51分
寒露 195度 10月09日 1時12分
霜降 210度 10月24日 4時15分
立冬 225度 11月08日 4時24分
小雪 240度 11月23日 1時50分
大雪 255度 12月07日 21時14分
冬至 270度 12月22日 15時08分

土用 297度 1月17日 21時19分
節分 2月03日
彼岸 3月18日

土用 27度 4月17日 18時29分
八十八夜 5月02日
入梅 80度 6月11日 15時54分
半夏生 100度 7月02日 14時48分

土用 117度 7月20日 10時35分
二百十日 9月01日
彼岸 9月20日

土用 207度 10月21日 3時52分

posted by 曲月斎 at 03:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月02日

服用中です。

毎朝、毎晩、手のひらいっぱいになりそうな薬を服用しています。
業界的にいうと、ジェイゾロフト、レスリン、リーゼに、ハルシオン、マイスリー辺りがこの系統の薬なのでしょうか。
もうこの手の薬を飲むようになって2年ですか。
すっかり馴染んでしまいましたな。

かつてある上司は「毎朝起きたらスクワットを100回もやっていれば治るもんだ」と喝破しましたが、なかなかそうは行かないのが現実であります。

まして今のような状況、ではね。
でも、別の先輩が「海行っているのが実は一番、バランスが取れている源だと思うよ」と言っていたのを思い出します。服用が始まったのと、海から疎遠になった時期とはほぼ符合しますから。
posted by 曲月斎 at 02:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月27日

薤露の曲 蒿里の詩

薤露の曲 蒿里の詩って、野坂昭如の解説の最後に出てくるけど、どっちも弔いの言葉、くらいの意味なんだろうか、と推量しているんだけど。広辞苑にない追記
posted by 曲月斎 at 00:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月24日

旧・万世橋駅遺構公開中

万世橋駅の遺構が現在、公開されている。
h01.jpg
万世橋駅といっても、ピンとこないだろうが、今の神田とお茶の水の間にあった駅で、甲武鉄道(現中央線)の東京側の始発駅として開設された。
市電の要衝になっていた神田須田町も近く、電車唱歌ではまだ、「電車は三橋のたもとより 行くては昔の御成道 万世橋をうちわたり 内神田へと入りぬれば 」と歌われているばかりではありますが、明治45年の駅開設後に一気に発展していくのであります。
h02.jpg
で、今回は交通博物館が5月14日に閉館になるのにともない、その隣接に残っているこの駅の遺構を特別公開しているという。何しろ、1943年に駅としては機能を廃止されたものであり、長く幻の駅になっていたのですが、それが今回公開されているわけです。
予約制だそうですが、是非、覗きにいかなくては、と思うこのごろであります。

帰りには万世によって万世のハンバーグサンドでも買ってきますか。
追記
posted by 曲月斎 at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

3馬術というからには……

前の項で3馬術というからにはもう2馬術ある訳で、さてそれは何かと気になってWebを巡ってみるとだいたい以下の通り。
何か3人が入り組んで、複雑な筋立てになっているみたい。
追記
posted by 曲月斎 at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月21日

正信偈

身内で葬式があり、その家の宗旨は真宗大谷派。どんな読経をするのか、興味があったのだが、必ず出てくるのが「正信偈」。
以下、本文を見つけ出したので、心覚えにアップしておく。

阿弥陀如来像(真宗大谷派用)



歸命无量壽如來 南无不可思議光 法藏菩薩因位時 在世自在王佛所
覩見諸佛淨土因 國土人天之善惡 建立无上殊勝願 超發希有大弘誓
五劫思惟之懾受 重誓名聲聞十方 普放无量无邊光 无碍无對光炎王
清淨歡喜智慧光 不斷難思无稱光 超日月光照塵刹 一切群生蒙光照
本願名號正定業 至心信樂願爲因 成等覺證大涅槃 必至滅度願成就
如來所以興出世 唯説彌陀本願海 五濁惡時群生海 應信如來如實言
能發一念喜愛心 不斷煩惱得涅槃 凡聖逆謗齊廻入 如衆水入海一味
攝取心光常照護 已能雖破无明闇 貪愛瞋憎之雲霧 常覆眞實信心天
譬如日光覆雲霧 雲霧之下明无闇 獲信見敬大慶喜 即横超截五惡趣
一切善惡凡夫人 聞信如來弘誓願 佛言廣大勝解者 是人名分陀利華
彌陀佛本願念佛 邪見僑慢惡衆生 信樂受持甚以難 難中之難无過斯
印度西天之論家 中夏日域之高僧 顯大聖興世正意 明如來本誓應機
釋迦如來楞伽山 爲衆告命南天竺 龍樹大士出於世 悉能摧破有无見
宣説大乗无上法 證歡喜地生安樂 顯示難行陸路苦 信樂易行水道樂
憶念彌陀佛本願 自然即時入必定 唯能常稱如來號 應報大悲弘誓恩
天親菩薩造論説 歸命无碍光如來 依修多羅顯眞實 光闡横超大誓願
廣由本願力廻向 爲度群生彰一心 歸入功徳大寶海 必獲入大會衆數
得至蓮華藏世界 即證眞如法性身 遊煩惱林現神通 入生死薗示應化
本師曇鸞梁天子 常向鸞處菩薩禮 三藏流支授淨教 梵燒仙經歸樂邦
天親菩薩論註解 報土因果顯誓願 往還廻向由他力 正定之因唯信心
惑染凡夫信心發 證知生死即涅槃 必至无量光明土 諸有衆生皆普化
道綽決聖道難證 唯明淨土可通入 萬善自力貶勤修 圓滿徳號勸專稱
三不三信誨慇懃 像末法滅同悲引 一生造惡値弘誓 至安養界證妙果
善導獨明佛正意 矜哀定散與逆惡 光明名號顯因縁 開入本願大智海
行者正受金剛心 慶喜一念相應後 與韋提等獲三忍 即證法性之常樂
源信廣開一代教 偏歸安養勸一切 專雜執心判淺深 報化二土正辨立
極重惡人唯稱佛 我亦在彼攝取中 煩惱障眼雖不見 大悲无倦常照我
本師源空明佛教 憐愍善惡凡夫人 眞宗教證興片州 選擇本願弘惡世
還來生死輪轉家 決以疑情爲所止 速入寂静无爲樂 必以信心爲能入
弘經大士宗師等 拯濟无邊極濁惡 道俗時衆共同心 唯可信斯高僧説
posted by 曲月斎 at 04:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月06日

札幌雪祭り

が始まったのである。
長年の経験から行って、1人でふらつくところではない。
すくなくともカップルで行動しないと、バカみたいな姿をさらすことになる。
この辺りの事実を十分に拳々服膺して、事にたいしょしなくてはいけない。
真駒内駐屯地に代わり、「サッポロさとらんど」(東区)が新会場になったが、ここを甘くみては決していけない。
いずれにせよ、臍下丹田に力を込めて望むべきイベントである。
posted by 曲月斎 at 04:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モールスキンのポケット手帳

モールスキン表紙


外に出るようになって、何かとポケットにたまるようになったのが、レシートとか、メモとか。そんなものを整理できたらいいなあ、と思って買ったのが、モールスキン「メモポケット」という製品。
何のことはない、手帳のサイズで、6つに区切られた書類フォルダがあるというもの。

モールスキン中身


元町の高橋書店で、今年からモールスキン製品を扱い始めたそうなのだが、昨年末から熱心に勧められていた。こういうものは必要かな、と思わないと手が伸びないんだけど、今回はちょっとあったら便利かも、という心境で手を伸ばしてみた。遣ってみての感想は又後日。
posted by 曲月斎 at 03:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月07日

函館戦争の場面で

吉村嘉一郎ととに奮戦する人物として中島三郎助の名前が出てくるが、この御仁、まったくかんけいないところで一回でっくわしている。
「完本 一月一話―読書こぼればなし」

小生のネタ本のひとつだけど「何となく心ひかれる人物」として名が上がっている。ご参考までに・
posted by 曲月斎 at 04:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

愛国百人一首

愛国百人一首というものが、この国には一時期だけ制定されたことがある。
三國一朗の「戦中用語集」
戦中用語集
という岩波新書でこれほどわけの分からない企画はなかったと酷評されているものだが、藤原定家撰とされる小倉百人一首は色恋の歌が多く、非常時の今にはふさわしくないということで、偉いさんが集まって選定したそうな。以下、その100首。

  1 柿本人麻呂
   大君は神にしませば天雲の 雷の上にいほりせるかも
  2 長奥麻呂
   大宮の内まで聞ゆ網引すと 網子ととのふる海人の呼び声
  3 大伴旅人
   やすみししわが大君の食國は 大和も此処も同じとぞ念ふ
  4 高橋虫麻呂
   千萬の軍なりとも言挙せず 取りて来ぬべき男とぞ思ふ
  5 山上憶良
   をのこやも空しかるべき萬代に 語りつぐべき名は立てずして
  6 笠金村
   ますらをの弓末振り起し射つる矢を 後見む人は語りつぐがね
  7 山部赤人
   あしひきの山にも野にもみ猟人 さつ矢手挟みみだれたり見ゆ
  8 遣唐使使人母
   旅人の宿せむ野に霜降らば 吾が子羽ぐくめ天の鶴群
  9 安倍女郎
   わが背子はものな思ほし事しあらば 火にも水にも吾なけなくに
 10 海犬養岡麿
   み民吾生けるしるしあり天地の 栄ゆる時にあへらく思へば
 11 雪宅麻呂
   大君の命かしこみ大船の 行きのまにまに宿りするかも
 12 小野老
   あをによし奈良の京は咲く花の にほふがごとく今さかりなり
 13 橘諸兄
   降る雪の白髪までに大君に 仕へまつれば貴くもあるか
 14 紀清人
   天の下すでに覆ひて降る雪の 光を見れば貴くもあるか
 15 葛井諸會
   新しき年のはじめに豊の年 しるすとならし雪のふれるは
 16 多治比鷹主
   唐國に往き足らはして帰り来む ますら武雄に御酒たてまつる
 17 大伴家持
   すめろぎの御代栄えむと東なる みちのく山にくがね花咲く
 18 丈部人麻呂
   大君の命かしこみ磯に触り 海原渡る父母をおきて
 19 坂田部麻呂
   眞木柱ほめて造れる殿のごと いませ母刀自面変りせず
 20 大舎人部千文
   霰降り鹿島の神を祈りつつ 皇御軍に吾は来にしを
 21 今奉部與曾布
   今日よりはかへりみなくて大君の しこの御盾と出立つ吾は
 22 大田部荒耳
   天地の神を祈りてさつ矢ぬき 筑紫の島をさして行く吾は
 23 神人部子忍男
   ちはやぶる神の御坂に幣奉り 斎ふいのちは母父がため
 24 尾張濱主
   翁とてわびやは居らむ草も木も 栄ゆる時に出でて舞ひてむ
 25 菅原道真
   海ならずたたへる水の底までも 清き心は月ぞ照らさむ
 26 大中臣輔親
   山のごと坂田の稲を抜き積みて 君が千歳の初穂にぞ舂く
 27 成尋阿闍梨母
   もろこしも天の下にぞ有りと聞く 照る日の本を忘れざらなむ
 28 源經信
   君が代はつきじとぞ思ふ神風や みもすそ川のすまむ限は
 29 源俊頼
   君が代は松の上葉におく露の つもりて四方の海となるまで
 30 藤原範兼
   君が代にあへるは誰も嬉しきを 花は色にも出でにけるかな
 31 源頼政
   み山木のその梢とも見えざりし 桜は花にあらはれにけり
 32 西行法師
   宮柱したつ岩根にしき立てて つゆも曇らぬ日の御影かな
 33 藤原俊成
   君が代は千代ともささじ天の戸や 出づる月日のかぎりなければ
 34 藤原良經
   昔たれかかる桜の花を植ゑて 吉野を春の山となしけむ
 35 源実朝
   山はさけ海はあせなむ世なりとも 君にふた心わがあらめやも
 36 藤原定家
   曇りなきみどりの空を仰ぎても 君が八千代をまづ祈るかな
 37 宏覚禅師
   末の世の末の末まで我が國は よろづの國にすぐれたる國
 38 中臣祐春
   西の海よせくる波も心せよ 神の守れるやまと島根ぞ
 39 藤原為氏
   勅として祈るしるしの神風に 寄せくる浪はかつ碎けつつ
 40 源致雄
   命をばかろきになして武士の 道よりおもき道あらめやは
 41 藤原為定
   限なき恵を四方にしき島の 大和島根は今さかゆなり
 42 藤原師賢
   思ひかね入りにし山を立ち出でて 迷ふうき世もただ君の為
 43 津守國貴
   君をいのる道にいそげば神垣に はや時つげて鶏も鳴くなり
 44 菊池武時
   もののふの上矢のかぶら一筋に 思ふ心は神ぞ知るらむ
 45 楠木正行
   かへらじとかねて思へば梓弓 なき数に入る名をぞとどむる
 46 北畠親房
   鶏の音になほぞおどろく仕ふとて 心のたゆむひまはなけれど
 47 森迫親正
   いのちより名こそ惜しけれ武士の 道にかふべき道しなければ
 48 三条西実隆
   あふぎ来てもろこし人も住みつくや げに日の本の光なるらむ
 49 新納忠元
   あぢきなやもろこしまでもおくれじと 思ひしことは昔なりけり
 50 下河辺長流
   富士の嶺に登りて見れば天地は まだいくほどもわかれざりけり
 51 徳川光圀
   行く川の清き流れにおのづから 心の水もかよひてぞすむ
 52 荷田春満
   ふみわけよ日本にはあらぬ唐鳥の 跡をみるのみ人の道かは
 53 賀茂眞淵
   大御田の水泡も泥もかきたれて とるや早苗は我が君の為
 54 田安宗武
   もののふの兜に立つる鍬形の ながめ柏は見れどあかずけり
 55 楫取魚彦
   すめ神の天降りましける日向なる 高千穂の嶽やまづ霞むらむ
 56 橘枝直
   天の原てる日にちかき富士の嶺に 今も神代の雪は残れり
 57 林子平
   千代ふりし書もしるさず海の國の まもりの道は我ひとり見き
 58 高山彦九郎
   我を我としろしめすかやすべらぎの 玉のみ声のかかる嬉しさ
 59 小澤蘆菴
   あし原やこの國ぶりの言の葉に 栄ゆる御代の声ぞ聞ゆる
 60 本居宣長
   しきしまのやまと心を人とはば 朝日ににほふ山ざくら花
 61 荒木田久老
   初春の初日かがよふ神國の 神のみかげをあふげ諸
 62 橘千蔭
   八束穂の瑞穂の上に千五百秋 國の秀見せて照れる月かも
 63 上田秋成
   香具山の尾上に立ちて見渡せば 大和國原早苗とるなり
 64 蒲生君平
   遠つ祖の身によろひたる緋縅の 面影浮かぶ木々のもみぢ葉
 65 栗田土満
   かけまくもあやに畏きすめらぎの 神のみ民とあるが楽しさ
 66 賀茂季鷹
   大日本神代ゆかけて伝へつる 雄々しき道ぞたゆみあらすな
 67 平田篤胤
   青海原潮の八百重の八十國に つぎてひろめよ此の正道を
 68 香川景樹
   一方に靡きそろひて花すすき 風吹く時ぞみだれざりける
 69 大倉鷲夫
   安見ししわが大君のしきませる 御國ゆたかに春は来にけり
 70 藤田東湖
   かきくらすあめりか人に天つ日の かがやく邦のてぶり見せばや
 71 足代弘訓
   わが國はいともたふとし天地の 神の祭をまつりごとにて
 72 加納諸平
   君がため花と散りにしますらをに 見せばやと思ふ御代の春かな
 73 鹿持雅澄
   大君の宮敷きましし橿原の うねびの山の古おもほゆ
 74 僧月照
   大君のためには何か惜しからむ 薩摩のせとに身は沈むとも
 75 石川依平
   大君の御贄のまけと魚すらも 神代よりこそ仕へきにけれ
 76 梅田雲濱
   君が代を思ふ心のひとすぢに 吾が身ありとはおもはざりけり
 77 吉田松陰
   身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも 留めおかまし日本魂
 78 有村次左衛門
   岩が根も碎かざらめや武士の 國の為とに思ひ切る太刀
 79 高橋多一郎
   鹿島なるふつの霊の御剣を こころに磨ぎて行くはこの旅
 80 佐久良東雄
   天皇に仕へまつれと我を生みし 我がたらちねぞ尊かりける
 81 徳川斉昭
   天ざかる蝦夷をわが住む家として 並ぶ千島のまもりともがな
 82 有馬新七
   朝廷辺に死ぬべきいのちながらえて 帰る旅路の憤ろしも
 83 田中河内介
   大君の御旗の下に死してこそ 人と生れし甲斐はありけれ
 84 児島草臣
   しづたまき数ならぬ身も時を得て 天皇がみ為に死なむとぞ思ふ
 85 松本奎堂
   君がため命死にきと世の人に 語り継ぎてよ峰の松風
 86 鈴木重胤
   天皇の御楯となりて死なむ身の 心は常に楽しくありけり
 87 吉村乕太郎
   曇なき月を見るにも思ふかな 明日はかばねの上に照るやと
 88 伴林光平
   君が代はいはほと共に動かねば 碎けてかへれ沖つしら波
 89 渋谷伊與作
   ますらをが思ひこめにし一筋は 七生かふとも何たわむべき
 90 佐久間象山
   みちのくのそとなる蝦夷のそとを漕ぐ 舟より遠くものをこそ思へ
 91 久坂玄瑞
   執り佩ける太刀の光はもののふの 常に見れどもいやめづらしき
 92 津田愛之助
   大君の御楯となりて捨つる身と 思へば軽き我が命かな
 93 平野國臣
   青雲のむかふす極すめろぎの 御稜威かがやく御代になしてむ
 94 眞木和泉
   大山の峰の岩根に埋めにけり わが年月の日本だましひ
 95 武田耕雲斎
   片敷きて寝ぬる鎧の袖の上に 思ひぞつもる越の白雪
 96 平賀元義
   武夫のたけきかがみと天の原 あふぎ尊め丈夫のとも
 97 高杉晋作
   後れても後れてもまた君たちに 誓ひしことをわれ忘れめや
 98 野村望東尼
   武士のやまと心をより合はせ ただひとすぢの大綱にせよ
 99 大隈言道
   男山今日の行幸の畏きも 命あればぞをがみにける
100 橘曙覧
   春にあけてまづみる書も天地の はじめの時と讀み出づるかな

死んだ親父殿は若い頃の訓練の賜か、「オレは愛国百人首の方が得意だったんだ」と繰り返していたので、大阪の古本屋で見付けた取り札読み札(すべて活字だけ。絵は亡し)各100枚のセットを持参してやったことがあったけど、実際には、ね。

以前、猫鮫句会でこの件を題材に1句を投げ、高得点を頂戴したことがあったけど、戦後60年を経て、こういうことが在ったこと自体が忘れ去られていくのだろう。確かに、この歌の顔ぶれでは、金色夜又のかるた会ではないが、色っぽい話は出来ないわなあ。
posted by 曲月斎 at 04:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月02日

元日や

「元日や手を洗ひをる夕ごころ」
大正10年、芥川龍之介の作。
毎年、正月になると、この句をふと思い出す。年始の回礼を終えて、先考の墓を拝して(永井荷風の断腸亭日乗みたいだね)、実家に袱紗風呂敷を持ち帰るバスの中で、ふと思い出した。
posted by 曲月斎 at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

来者不拒 去者不拒

来的人不拒絶、去的人不追回。比喩任凭自来自去。
春秋公羊伝隠公2年注:王者不治夷狄、録戎者、来者不拒、去者不拒
孟子尽心下:夫子之設科也。往者不追、来者不拒
posted by 曲月斎 at 03:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月26日

初日の出の準備。

68dd4fd1.gifクリスマスで世上は賑やかだったようではあるが、当方には縁も縁もない咄。天皇誕生日の後の土曜、日曜だったということであります。
と拗ねた発言はさておき、元日や今年もあるぞ大晦日という名句もあるように、一夜明ければ新玉の春。もう1週間後であります。
初日の出ということになるわけでありますが、こういうことを熱心にやっているお役所もあるんですなあ。
海上保安庁であります。
確かに天文天測は安全な航海の第1歩、今でも外洋航海船には六分儀はのせなきゃいけないんじゃなかったなあ。
どうでもいいんですけど、初日の出時刻早見地図っていうのがあって、この地図を見ると、初日の出のおよその時刻が分かるという代物。さらには、緯度、経度とその地点の標高を打ち込めば、初日の出の時刻を計算してくれるサイトまでご用意済み、と懇切丁寧。
みると、横浜のランドマークタワーの展望台は、午前6時47分。ちなみに、大桟橋は標高4メートルなので、6時50分だそうな。
ちなみに、ジェイズ前は6時48分。
なお、日の出の時刻は、太陽の上端が水平線(地平線)に接する時刻であり、太陽の昇る方向に山などの障害物があれば、実際の日の出の時刻は、計算の時刻より遅れることになるわけであります。
posted by 曲月斎 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月15日

ついでに

赤穂浅野氏の遺臣による仇討ちの後、切腹する際の辞世で、一番出来がいいのが大石主税のものでしょう。
「会ふときは語り尽くすと思へどもわかれとなれば残る言の葉」
ついでに思い出したんで。
posted by 曲月斎 at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月14日

録画しておこうと思うもの

完全に私事です。録画をしておこうと思う映画を忘れてしまうので……。
25日 悪の階段
28日 花咲く港、喜びも悲しみも幾年月
29日 陸軍
NHKのBSです。時に渋くて古い邦画をしますなあ。
posted by 曲月斎 at 03:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月07日

ニュース映画のテーマ曲

ほんのメモ。戦前戦後、ニュース映画という分野があった。それぞれの系列でテーマ曲があったと聞くが、同盟通信(今の共同通信&時事通信)は「フィンランド騎兵隊」(AMIII-70=独ヴィルヘルム3世が編纂させた行進曲番号)が、毎日新聞はタイケの「忠誠」、朝日新聞がコッペリアの「マズルカ 第1幕前奏曲」が演奏されていたそうな。どうでもいいけど、メモ書き。
posted by 曲月斎 at 18:20| Comment(1) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

孫引き

「TVドラマが好きだった」という脚本家・岡田恵和の本を読み終わったところ。目次を引き写せは、「氷点」から始まって、「想い出づくり」「傷だらけの天使」「金曜日の妻たちへ」「淋しいのはお前だけじゃない」「北の国から」「冬の運動会」、TBS水曜劇場、「太陽にほえろ」、青春ドラマとは何だ、21世紀の朝ドラ、トレンディドラマとは何か、と続く。

それぞれに今のドラマの書き手としての視点から、その世相や背景を読み解くのがねらいの1冊なのだが、その中で金曜日の妻たちの作者・鎌田敏夫が書いたあとがきを引用している。そのあとがきをまた、引用しておく。何かに遣えそうだから。



切なさとは一体なんだろう。考えてみると、生きること自体がひどく切ない。いつか死ぬと分かっているのに、人間は一生懸命生きようとする。そのことがそもそも切ない。自分というものが、自分でもよく分からないことが切ない。本当の自分というもを分かっている人は少ない。分かっているつもりで、少しも分かっていないのが自分なのだ。真っ直ぐ歩いているつもりなのに、何故か横にそれてしまう。曲がってはならないと分かっていながら、何故か曲がってしまう。行ってならない場所に、また行ってしまう。自分とはいったい何なのだろう。恋をして人が切なく感じるのは、日頃分かっていたはずの自分の中に他人を発見するからだ。自分が自分で思うようにならない、それはひどく切ないことなのだ。



本の中身については又後日。一つだけ。職業もの、刑事ものドラマの原型となったのが「七人の刑事」という作品だったそうでありますが、そのアンチテーゼとして登場したのが「太陽にほえろ」だと読み解いています。アクティブに、とにかく走ろう、みたいな。この確立した定型をまた否定したのが「踊る捜査線」だといいます。刑事をニックネームで呼ばない、犯人側にドラマを作らない、犯人と刑事の一対一のドラマにしない。一話につき一つの犯罪という描き方も止める。殉職もしない。刑事もサラリーマンである、という描き方。これが今の定型になっているわけで、この次にまた、新たな否定要素で構成されたドラマも生まれうる、これからの時代を映した刑事ドラマがきっと生まれてくる、と筆者は結んでいます。それが「交渉人真下正義」から「容疑者室井慎次」になっていくという訳ではないでしょうけど。

知人が面白かったといっていたから、観にいこうかな。
posted by 曲月斎 at 05:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月11日

唐突に「独楽吟」

江戸時代末期の歌人、橘暁覧の越した作品に「独楽吟」と題する一群の作品がある。しょうじきのところ、総てできがいいとは思えないでけど、改めて読み直してみると、ガキのころとは全く違う感慨がある。
さて、メモ代わりに。

次に読み返す時、どう思っているだろう???


   たのしみは艸のいほりの莚敷ひとりこゝろを静めをるとき

   たのしみはすびつのもとにうち倒れゆすり起すも知らで寐し時

   たのしみは珍しき書人にかり始め一ひらひろげたる時

   たのしみは紙をひろげてとる筆の思ひの外に能くかけし時

   たのしみは百日ひねれど成らぬ謌のふとおもしろく出きぬる時

   たのしみは妻子むつまじくうちつどひ頭ならべて物をくふ時

   たのしみは物をかゝせて善き値惜みげもなく人のくれし時

   たのしみは空暖かにうち晴し春秋の日に出でありく時

   たのしみは朝おきいでゝ昨日まで無りし花咲ける見る時

   たのしみは心にうかぶはかなごと思ひつゞけて煙艸すふとき

   たのしみは意にかなふ山水のあたりしづかに見てありくとき

   たのしみは尋常ならぬ書に画にうちひろげつゝ見もてゆく時

   たのしみは常に見なれぬ鳥の来て軒遠からぬ樹に鳴しとき

   たのしみはあき米櫃に米いでき今一月はよしといふとき

   たのしみは物識人に稀にあひて古しへ今を語りあふとき

   たのしみは門売りありく魚買て烹る鐺の香を鼻に嗅ぐ時

   たのしみはまれに魚煮て児等皆がうましうましといひて食ふ時

   たのしみはそゞろ読ゆく書の中に我とひとしき人をみし時

   たのしみは雪ふるよさり酒の糟あぶりて食て火にあたる時

   たのしみは書よみ倦るをりしもあれ声知る人の門たゝく時

   たのしみは銭なくなりてわびをるに人の来りて銭くれし時

   たのしみは世に解がたくする書の心をひとりさとり得し時

   たのしみは炭さしすてゝおきし火の紅くなりきて湯の煮る時

   たのしみは心をおかぬ友どちと笑ひかたりて腹をよるとき

   たのしみは昼寝せしまに庭ぬらしふりたる雨をさめてしる時

   たのしみは昼寝目さむる枕べにこと/\と湯の煮てある時

   たのしみは湯わかし/\埋火を中にさし置て人とかたる時

   たのしみはとぼしきまゝに人集め酒飲め物を食へといふ時

   たのしみは客人えたる折しもあれ瓢に酒のありあへる時

   たのしみは家内五人五たりが風だにひかでありあへる時

   たのしみは機おりたてゝ新しきころもを縫て妻が着する時

   たのしみは三人の児どもすく/\と大きくなれる姿みる時

   たのしみは人も訪ひこず事もなく心をいれて書を見る時

   たのしみは明日物くるといふ占を咲くともし火の花にみる時

   たのしみはたのむをよびて門あけて物もて来つる使えし時

   たのしみは木芽煮して大きなる饅頭を一つほゝばりしとき

   たのしみはつねに好める焼豆腐うまく烹たてゝ食せけるとき

   たのしみは小豆の飯の冷たるを茶漬てふ物になしてくふ時

   たのしみはいやなる人の来たりしが長くもをらでかへりけるとき

   たのしみは田づらに行しわらは等が耒鍬とりて帰りくる時

   たのしみは衾かづきて物がたりいひをるうちに寝入たるとき

   たのしみはわらは墨するかたはらに筆の運び思ひをる時

   たのしみは好き筆をえて先水にひたしねぶりて試るとき

   たのしみは庭にうゑたる春秋の花のさかりにあへる時々

   たのしみはほしかりし物銭ぶくろうちかたむけてかひえたるとき

   たのしみは神の御国の民として神の教をふかくおもふとき

   たのしみは戎夷よろこぶ世の中に皇国忘れぬ人を見るとき

   たのしみは鈴屋大人の後に生れその御諭をうくる思ふ時

   たのしみは数ある書を辛くしてうつし竟つゝとぢて見るとき

   たのしみは野寺山里日をくらしやどれといはれやどりける時

   たのしみは野山のさとに人遇て我を見しりてあるじするとき

   たのしみはふと見てほしくおもふ物辛くはかりて手にいれしとき
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2005年09月01日

芋虫の天ぷら

ゆうべの夢見が悪かったなぁ。嫌な夢見ちゃったよなあ。帝釈さまとおらぁ差し向かいで安倍川餅食った夢見ちゃった。嫌な夢だよ。そうしたら台所へずうっと水雷艇が入ってきやがったよ。変な夢だね。ああいう夢を見t6絵なんかありゃしないかと気にはしていたんだが……。

というのは圓生全集の「五人廻し」の一節。でも、TBSの落語研究会ではこの下りを「芋虫の天ぷらを食う夢を見た」ってやっていたような覚えがある。

ああ、しまった、と思うことってありますわな。その度に心中思うんですな。「芋虫の天ぷらの夢」って。何かいい文句でしょ。何とも言えない悔悟の感じが出ていて。芋虫の天ぷら、芋虫の天ぷら、って繰り返していると、何となく反省と諦めと、わいてくるんですけどね。
posted by 曲月斎 at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 糊塗弥縫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする