2012年05月30日

国道55号に似合う曲。

ここ数日、「ルスランとルドミュラ序曲」にはまっている。
曲自体は、グリンカ作曲の歌劇で、ロシアの歌劇の淵源ともいうべき作品。
聞いたことはあると思うんですけどね。

で、歴史的名演といわれるのはエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮のレニングラードフィルもの
http://youtu.be/jMvOLepoBO8
すごい加速度で演奏しているのだけど、当然のことながら、まったく音にぶれがなく、鋭い。

この対極にあるような演奏といえば、ユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団
http://youtu.be/5N-_GMNQ4dc
古きよきアメリカ、が受け入れるようなおおらかさ、だ。

どちらもPCで聞いても楽しい。
天気のいい日に、この曲を聴きながら、国道55号を東に向かって走る。
右手に広がる太平洋の海の色は本当に美しいですよ。ちょっとした幸せ。
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2011年07月29日

「がんばろう!! 日本の労働歌ベスト」

がんばろう!!決定盤 日本の労働歌ベスト / 五十嵐健作, 守屋博之, 関鑑子, 井上頼豊, 堀喜美代 (指揮); 清水良枝, センター・オーケストラ (演奏) (CD - 2001)

立て万国の労働者、という訳で、いわゆる労働歌、革命歌という分野のベスト版です。

中でも日本では「メーデーの歌」は元々は旧制一高の寮歌「アムール河の流血や」が陸軍軍歌の「歩兵の本領」になり、さらにこの歌に転じたという替え歌の歴史の終着点であります。

レンタカーにはだいたい、iPodを接続する端子がついているのですが、今朝は、このCDの所収曲を聴きながらの高速運転。実に過激で攻撃的な歌詞であります。

古関裕而/作曲家研究 名作選 / 陸上自衛隊中央音楽隊, コロムビア・オーケストラ, コロムビア吹奏楽団 (演奏) (CD - 1999)
一転、帰りは日本のスーザとも言われた古関裕而作品集。
日曜名作座のテーマなんて泣けますぜ。

ということでどちらもお勧めであります。
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2010年11月10日

「チャルメラそば屋」

日本の国民的歌手、美空ひばりの畢生の名曲だと思うのだが、全然、評価されないので敢えて紹介しておく。

チャルメラそば屋」である。

どんな歌かご存じない向きのために、YouTubeで見付けた画像を貼っておく。

いかにも進駐軍全盛の時代に78回転のレコードに吹き込んだ、というイメージが素晴らしいし、後段部分の英語歌詞部分の巻き舌ぶりにはなまじのジャズシンガーも足元にも及ばぬ至芸がある。



ということでパイイチご機嫌の小生も夜泣きソバが食べたくなるのである。

ここまでなら、単なる懐旧譚であるが。

この歌を3ムスタファ3というバルカン半島のバンドがカバーしているのである。
何で日本の歌なんていくらでもあるのに、この歌を選んだのは今以てナゾである。
このバンドの紹介文句は以下の通り。
「ヒジャズ・ムスタファ、サバ・ハバスら、バルカン半島出身と自ら名乗る3・ムスタファズ・3は、そのバルカンをはじめ、世界の各地のポピュラー音楽の要素を混ぜ合わせ、いまから思えば信じられないほどフットワークの軽い音楽を作り上げてきました。無国籍音楽というのは、これのことを指すのでしょう。ただし、無国籍だからこそ面白いのが、彼らの音楽の特徴。どのアルバムも聞いて驚くビックリ箱のようなつくりでした」

スープ・オブ・ザ・センチュリー

スープ・オブ・ザ・センチュリー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1990/10/01
  • メディア: CD




ということですべては闇の中。
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2009年12月16日

岩城宏之「ベートーヴェン交響曲全集」


ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲全集

  • アーティスト: 岩城宏之,ベートーヴェン,NHK交響楽団
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/08/30
  • メディア: CD



先年、他界した岩城宏之のCD。実は死ぬ間際に全9曲のマラソンコンサートをやっているので、その録音かと思いきや、ずっと昔の録音。

相手はN響。

箱根からの帰り道、車の中で聞いたのだけど、悲しくなるくらいな音だった。

バイオリンのキコキコいう音、って分かるでしょうか。アマの管弦楽団を聞きに行くと分かるのですけど、弦楽器は管楽器と違って、下手だと音が違うんですね。これは本数をそろえてもそのキコキコ音が大きくなるばかりで、非常に辛い。
2点目。音に厚みがない。つまり主役の弦楽器を支える木管も金管も打楽器も貧弱で重厚感がない。

という訳で、岩城の熱演も桶の限界で水漏れになってしまうんだな。ま、生で聞いたら、また違う感動なのかもしれないけど、CDになってしまうとその辺りは冷製になってしまうんで。
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2009年09月21日

16、33、45、78。

題名の数字、分かります?
昔のレコードの回転数です。
で、中でも78回転はSP盤。
そんな音源もあるんですなぁ。


こんなものまでYou tubeには入って居るんですなあ。
「青い山脈」のSP盤です。


こんな歌を聴いたことあるんじゃない? 「曲馬團の歌」ですわ。


「あわて床屋」。


「茶切り節」。市丸姉さん、いい喉してます。
昭和初期の吹き込みとは思えないほど。


この曲は中学時代の思い出と繋がるんだなぁ。毎年夏、学校のキャンプに行くと、朝7時にこの曲が流れて起きるという牧歌的な思い出なんですがね。


この軍艦行進曲の演奏は聴いたことがなかった。戦前のこんな盤がよく残っているものだと思うことしきり。

てなワケで、インターネットの世界は奥が深いと改めて思った次第。
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2009年08月22日

思い出のメロディー?

たまたま、今夜は国営放送で、夏の紅白とも言われる「思い出のメロディー」をやっていた。

で、気になったのが氷川きよしの声、というか、歌い方であります。

彼は声を張るときに、子音と母音を折って、母音を張り上げるクセがあります。

日本語はどうしてもそうせざるをえないのですが、それだと母音ばかり耳に残ってしまう。そこをどうにかするのがプロの歌い方なのですけど、すこぶるそうではない。

このクセは小林幸子も五木ひろしもそうなんでありますが、どうも日本ではこういう歌い方になってしまったようであります。藤山一郎の歌声を思い出していただけると言いたいことが分かってもらえないだろうか。

それと、演歌歌手の末路というか、千昌夫の歌い方なんて嫌らしいばかり。素直に唄うことの難しさを思いましたな。

あと、五輪真弓は、競馬の岡部幸雄に似ていると思ったのは余談、であります。
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2009年02月13日

春一番。



という訳で、きょうは春一番が観測されたよし。

身の回りでも春一番が吹きました。

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2008年09月08日

BGMの今

ベートーヴェン:交響曲全集

このところ、車の中の音楽はベートーヴェンの交響曲7番か8番になっている。
思いつきである。

この曲は実に景気がいい。大音量でかけていても軍艦行進曲のように、周囲の車からいぶかしげな視線を浴びることもない。

指揮者の金聖響が話した内容を玉木正之がまとめたこの本によると、
「ベートーヴェンの交響曲」

「世界最古のロック」と評した方がおわしたそうである。

今、メインで聞いているのはカラヤンが60年代に録音したもの。しかし物足りないと買ったのが、フルトベングラーの戦後の録音(レコードの時代は擬似ステレオなんてあったのだけど、今はどうなったのかな。あんな音源は)
フルトヴェングラー・ベートーヴェン交響曲全集


でも、何か物足りない。で、定番といわれるのがこれ。
ベートーヴェン:交響曲第5&7番

カルロス・クライバーという人の指揮である。もう物故して3年ほどかな。この人のお父さんはエーリッヒ・クライバーというやはり指揮者で、お正月の定番、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを始めたことで知られる。
親の七光りはさておき、こういう話をしていたら、元番頭が今時代はベネズエラだという。さて、どんな演奏なのか。お楽しみ、である。
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2008年09月01日

「今宵踊らん 愛唱歌で踊ろう☆早春賦」

555x488-2008041100333.jpg珍盤、というべきか。ベートーベンの7番を探していて、見付けたCDである。

奥田宗宏とブルースカイ・ダンス・オーケストラの演奏で、
・春が来た/クイック・ステップ 
・早春賦/ルンバ
・椰子の実/タンゴ
・春の小川/サンバ
・十五夜お月さん/ルンバ
・荒城の月/スロー・フォックス・トロット
・茶摘/チャチャチャ
・アメフリ/ジャイブ
・海/ワルツ
・小さい秋みつけた/タンゴ
・赤とんぼ/ワルツ
・雪の降る町を/タンゴ
と言った具合に唱歌がダンス音楽に編曲してあるのである。

このシリーズでは演歌と歌謡曲で外に数枚がCD化されているのであるが、実に不思議な感じのCDであります。

故事をひもとけば、1911年の生まれで戦中戦後をビッグバンドひと筋に歩んだ御仁らしい。NHK開局時には放送用音楽を演奏する目的で結成され,自ら選出したNHKオールスターズを結成。渡辺貞夫、穐吉敏子、ジョージ川口、日野皓正、世良譲らが参加していたというのだから錚々たるものである。ちなみに斯界では「宮間利之とニューハード」と「原信夫とシャープスアンドフラッツ」を2大ビッグバンドというそうな。そんな話はさておき、不思議なもんです。美空ひばりのジャズボーカルがいい、というのと同じくらい、不思議な体験ができます。

ちなみにCDの番号はKTT−8205(CRC−1390)。もっとも東芝EMIという会社がもうないからどうなっているんだろうね。


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2007年12月05日

「鉄道唱歌のすべて」

「鉄道唱歌のすべて」


キングレコードお得意の「××のすべて」シリーズの最新版、である。

昨今の鉄道ブームに当て込んでの企画のようだ。鉄道唱歌といえば、ご存じない向きにご説明申し上げれば、JRの特急などの車内放送で案内の前に流れるジングル、あああのメロディーね、ということになるだろう。

この当時は、一つの詞に二つの曲、という形で出版されていたそうな。当時といっても明治のこと。で、このCDでは普通に耳慣れているメロディーのほかに、幻となっていた曲による吹き込みもしている、というのが第一の売り。で第二が、例によって東アジアにこのメロディーが流布して、別の替え歌になっている、という話。韓国、中国、モンゴルと紹介している。

で、肝心の鉄道唱歌だが、ダークダックスが1972年に「ダークダックスによる日本唱歌大百科」のために吹き込んだものが収録されている。これはこのグループ結成20周年を記念して3年がかりでLP6枚に唱歌を吹き込んだものだったのだけど、東海道編聞けば、本邦初の全曲録音だったそうだ。

しかし、企画は面白いのだけど。どうもキングレコードさん、お手軽でいけません。ついでのように発売したのが下のCD。

「鉄道唱歌 全曲 地理教育 鉄道唱歌 全5集334番」


鉄道唱歌は大和田建樹が全5集、作詞をしているのですけど、そのすべてをボニージャックスに歌わせた、というものです。しかし。伴奏はすべて上のダークダックスのものを流用。メロディーの違う北陸編だけ新規の録音です。しかも、同じ男性4部合唱ですけど、そのパートの振り方、ユニゾンの美しさなど、いかにも歌ってはいるのだけど、企画を練ったという感じではありません。伴奏のアクセントの付け方も、ダークダックスのものの場合は詞の内容に合わせて上手く作られているのに、後者は如何にも歌を載せました、という内容。

CDの企画なんて、考えたこともなかったけど、こういうところで自社のデータを流用するにしてもきちんと仕立てるかどうか、本当は問われているところだと思うのですけどね。
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2007年11月16日

声が薄い。

「宙船」


近所のレンタルビデオ屋兼本屋で、「開店1周年記念セール」というのをやっていた。

その趣旨は、といえば。紙袋いっぱいにCDを入れて1000円というセール。並んでいるCDは貸し出した後の中古ものばかり。でも1000円で1袋といえば、結構はいるものだが。

いざ、どうこうしようと思っても、袋に入れようと思うCDが数えるほどしかない。それでも入れた1枚がこの「宙船」。

悲しいけど、声が薄っぺら。ボーカルの声が薄いと、小学校唱歌みたいに聞こえる。ひとりでビブラート効かせた声が出せるのなら、歌になるのだけど、一本調子のボーカルの声で張り上げると、どこまでいっても悲しい。

こういう録音をさせるのが辛い、と思わないのがもっと辛い。同じグループでもそういう録音ではない、構成を見せていたのに。

これでは中島みゆきに勝てはしない。
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2007年03月02日

約30年前の記憶

下でキャンディーズ(南海キャンディーズにあらず)のことを書いたのだけど、ついでに。

今でもキャンディベースというファンサイトがあって、ここに行くと、色々と見られます。
CanTopB.jpg
実家には茶箱一杯にあの当時、かき集めたキャンディーズの関連グッズやらレコードが眠っているはず。昔ばなしになるけど、代ゼミの大船校で知り合った友人が、全キャン連(だったっけ)だか、キャンディーズカンパニーに関わっていた人物で、その方から会報のバックナンバー一式をもらったり、その後、伊藤蘭が再デビューするころのアミューズに関わっていたりで、結構珍品が多いのかな。

一番は、長い間部屋の天井に吊してあったキャンディーズのポスター。解散間際のころのものはともかく巨大で、貼るのも惜しくって……。そんな春ももう30年近い昔、なんですなあ。今度実家に戻ったら、探してみようかな。
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ヘドウィグのサントラ盤

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

普段の小生を知っている人間なら、吹奏楽とクラシック、ビッグバンドジャズくらいしか聞かないのだから、何でこんなロックミュージカルを見に行ったのだろうといぶかしく思うに違いない。それほどに場違いな人間だからだ。

でも、何か、東京を去ることになって、今の内にやっておけることを体験してみたい、という気分になっている。だからやったこともないこともしてみるもんだ、と思っている。

で、この山本耕史の「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の話を書いたら、親切な友人というのはいるもので、映画のサウンドトラック盤を送ってくれた。ただ、郵便代が不足したままだったけど。

それはさておき、改めてバラードが聞かせどころのこのミュージカルで、ロックのバラードを山本耕史はよく歌い上げていたもんだ、と感心。このサントラ盤にもある意味でひけを取らないくらい見事な歌いっぷりだったのだから。ま、小屋が小さかったということも幸いしているような気がするけど、あの臨場感は得難い経験だった。

で、検索していたら、下のがオリジナルのミュージカルの盤だそうな。
「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」


山本耕史のやつも以前の三上博史がやった時のものが一部CD化されているくらいだから、是非ともCD化して、ライブをみた人間の興奮だけにとどめないでおいて欲しい気もする。
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2007年02月25日

「卒業」尾崎豊

「卒業」

昨日、山梨まで出掛けて、ふとFM富士という地方局から流れてきたのがこの尾崎豊の曲。

この時期になると、その叙情性から取り上げられることが多いけど、実際にこの曲のメッセージ性はガラスを割る話でもたたきつける話でもないと気が付いた。

本当の一句は「あと何度自分自身 卒業すれば本当の自分に たどりつけるだろう」

人間として生きていく以上、組織の中でのくびきや軋轢はやむを得ないことだ。それから脱却することの象徴的な意味で尾崎豊は「卒業」ということばを遣っているに過ぎない。本当の意味は別のところにある。

だから、年を取って聞き直してみると、妙に琴線に響くところがある。
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2007年01月14日

ローリングストーンズが称えた薬

ローリングストーンズの曲に「マザーズ・リトル・ヘルパー」というものがあるそうだ。その中で "little yellow pill"(小さな黄色い丸薬)として登場するこの薬はジアゼパムと呼ばれる筋弛緩剤、抗不安剤で日本国外では睡眠薬として処方されているこの薬に捧げた1曲だそうだ。
日本国内での商品名は「セルシン」。今回、医者に掛かったら「頓服用」として「いらいらしたときに飲んで下さいね」といわれて渡された。黄色い小さな錠剤である。セルシン
服用してみると、ちょっとふらふらする気がする。あれこれ調べてみると、ゲーム「メタルギアソリッド」には、狙撃時の手ぶれを少なくする効果で、ジアゼパムがアイテムとして登場するそうな。まるで「ゴルゴ13」の「36000秒分の1」の話のような、恐ろしいような。でも少しでも安らかに眠ることができるのなら、それに過ぎることはない。
服用4日目、である。
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2006年12月24日

餅は餅屋

23日は、師匠の参加しているOLDBOYS Blues Bandのライブがあった。
板の上に乗るというのは、それなりの覚悟が必要な訳で、覚悟を決めるにはそれなりの稽古が必要。厚顔無恥の小生でも、舞台に上がるとなれば、それなりに稽古はする。
ライブ

さて、6曲、オリジナル曲を披露したこのライヴ。メッセージ性の強い詩は、70年代のフォークを連想させるものだった。もっと言えば、60年代初頭の「歌声喫茶」に近いかもしれない。一度、きちんと、詩を読んでみたい気がした。

かねがね師匠はサーフィン界の「なぎら健壱」だと思ってきたが、その認識を新たにするに足るライヴだった。

さて、このライヴがあった小屋。ライブハウスの看板の上にペンキで塗りつぶしてあったものの「御引菓子調整所」という文字が浮かんで見えた。ライヴの後、慌てて江見の駅に上り電車に乗るために、走りながら、「餅は餅屋」という格言を思い出した。餅屋じゃなきゃ歌えないものがあるのだ、と。
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2006年09月28日

ある指揮者の死

数日前、首都高速のETC専用レーンでの安全対策の不備について小さな記事が出た。

高速道路で導入が進むETC(自動料金収受システム)のレーン上で起きた料金所収受員の死亡事故で、東京労働局は21日、旧首都高速道路公団(現首都高速道路会社)幹部らが労災防止措置を怠ったとして、収受業務を請け負っていた会社と旧公団幹部ら6人を労働安全衛生法違反容疑で東京地検に書類送検した。(中略)事故は05年9月22日未明、東京都渋谷区の首都高速4号下り線初台料金所で起きた。ETC専用レーンに、ETCカード未挿入とみられるタクシーが進入し、2人いた収受員のうち上井章さん(当時63)が、対応のためにブースを出て隣のETC兼用レーンを横切ろうとした際、トラックにはねられた。 (アサヒコムから)

で、この事故に遭った人の名が気になっていた。というのはTBSの番組では、元自衛隊員で第2の人生を歩き始めたばかり、というコメントが入っていたからだ。もしかしたら、かつてこのブログでも紹介した「軍艦マーチのすべて」で、現役の指揮者として颯爽としたタクト捌きを見せた、あの指揮者・上井章ではないか、と。

たまたま、海上自衛隊音楽隊のメンバーに出くわす機会があった。気になって尋ねてみると、やはりそうであるという。
「永久保存盤 軍艦マーチのすべて」

上井はこの1枚で、軍艦マーチの原稿のヘ長調版と、オリジナルの変ロ長調版を振っている。どちらも切れ味のいい演奏だ。手跡は残るとはいえ、何ともやりきれない気分になる。白い制服の軍楽隊から高速道路の料金収受員に、そして突然の事故。何がその間にあったのかは分からない。でも、名演奏を残した指揮者が死んでいた、ということは事実である。

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2006年07月08日

「暑中お見舞い申し上げます」

「夏歌(2)」

キャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」が入っているというので引っ掛かってしまった。
これはもう、習い性というべき業というべきか。
数年前にはこの歌の別アレンジの原盤が見つかったということで、限定盤を買い込む羽目になったが、別に聞いているわけでもない。
最末期のキャンディーズファンクラブに入っていた経歴がしからしむるところであろう。
このメロディーで、うーん夏という感じになるのであるが、本当は違う。


「A LONG VACATION」
なんだな。

米沢の自動車教習所で自動2輪の免許を取った夏。帰り道は教習所で知り合った千葉大の学生さんと社会人のお兄さん2人と一緒に東北道を飛ばして帰ってきたんだけど、ちょうど颱風直撃。高速の路面には水がたまってかなり怖い状況だったのだけど、このCDをガンガンかけながらひた走ったのでありました。
千葉大で中核系の学生運動をしていたお兄さん、元気かな。大特と牽引の免許、2種免許を取りに来ていたお兄さんはどうしているやら。一期一会のドライブだったのですがね。今でも大滝詠一の声を聞くとあの夏を思い出しますな。
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2006年07月07日

「夢に逢いに行こう」

ご当地ソングみたいなのが在るわけで、
その地域のローカルのCMだけで流れていたりして、そういうのが結構、耳に残ったりするわけで。
で、今度は「宮崎銀行」のCMソング。
「夢に逢いに行こう」という代物。
委細は同行のHPをご覧頂くこととして、銀行員自ら、アカペラを歌っちゃったりして居るみたいで。
宮崎銀行

地域経済が大変なこのご時世にこういう陽気な歌というのも不似合いなんですけどね。
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2006年07月04日

「出町柳から」

数年前、京阪電車(関東の人は知らんやろな。大阪の淀屋橋から京都の出町柳まで走っている私鉄。昔は浜大津線とかもあったんやけど、今はもうないと思うわ。まあ、京都と大阪を結んでいるのんは、阪急、JR、京阪の順で北から並んでいて、京阪以外は淀川の北側を大体走ってます。で沿線に枚方パークという遊園地があって、ここの菊人形展は秋の名物だったんですが、去年で仕舞いになったと思う)のコマーシャルで、「京阪乗る人、おけいはん」という珍シリーズがあって、之がヒロインと一家という設定だったんですが、そのテーマソングで「出町柳から」という歌があって、この歌詞がいかにも大阪、というのは「出町柳から電車は走る、ああ二人を乗せて愛の二階建てダブルデッカー、そうでっかー」というもので、これをパステル調の歌声で歌っていたんですが、CMシリーズの終了でもう見られないんですけど、ほんまに、こんな曲を作って流している京阪電車はけったいな会社やと思いましたな。ふと、久し振りにネットでこの曲を聴いてしまって、ほんま。
「出町柳から」

妙に耳の中に残る曲でっせ。変なもんやけど。
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