2008年01月02日

「食い放題」

「食い放題」

フグの肝に当たって急逝した8代目坂東三津五郎の随筆。
食うという作業に、精力を傾注し続けたさまがよく分かる。
文章の歯切れがいい。江戸前というか、京都で暮らした時期も長かったのだけど、それにしてもテンポがいい。
もちろん、私になんぞ縁なき贅沢な食べ物の話もある。でも、それ以上に何げない日々の食べ物にかける筆者の情熱が楽しい。

歯切れのいい文章というと、料理研究家の辰巳浜子の文章にも響くものがある。「××してごらんなさい」という口調にはこのごろ聞かなくなった品性がある。
読んで楽しい1冊です。


posted by 曲月斎 at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 汗牛充棟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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