2007年04月29日

「図書」5月号

今月号はなかなか面白かった。

網野善彦全集の予告編みたいな対談や、「軍人の良識と元老の知恵」「生き残る言語」などなどどれも掌編として上々。

膠着語(日本語、モンゴル語みたいな名詞が変化しないで格助詞で文中の機能を示す)という言葉は知識の片隅にあったけど、名詞の語尾変化で名詞の機能(主語、目的語、補語)を示す屈折語(ラテン語、ロシア語、ギリシャ語など)、名詞が格変化せず文中の位置で機能を示す孤立語(英語、中国語など)、さらに、一語の中に機能が集約されている集合語(イヌイット語、ネイティブアメリカン語など)の概念から、日本語のなれの果てまで想定した中井久夫の一文は興味深い。

ちなみに私の岩波文庫の1冊は篠田正浩で魯迅の「阿Q正伝、狂人日記」だった。


posted by 曲月斎 at 03:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 積本抛讀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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