2007年02月02日

「安宅」の準備

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謡っていうのは、その台本を謡本といいます。(写真は阿漕、葵上、藍染川の3冊の特製一番本の写真)
観世流、金剛流は檜書店、宝生流、金春流は確かわんや書店がそれれの版元です。(喜多流は独自の刊行会があったような)

袖珍本を見開いたサイズで1ページの携帯版の「百番集」というのもあって、観世流の場合は正続2巻(宝生流は「旅の友」という題名)なのですが、老眼が進んだので、もう節が読めなくなりました。となると、紺色の表紙に観世千鳥が飛んでいる特製1番本を買うしかない(これが高いんですわ)

謡本は詞章の横に胡麻を散らしたような節がついています(胡麻点)。これに会わせて謡っていくのですが、どうにも難しいもんです。特に、「安宅」の勧進帳くらいになると、師匠に直接教わらなければ出来ないようになっているんですから。

という訳で、昨年来の懸案だった、「安宅」の謡本も買ってきたし、あとは師匠のところに行って大声を張り上げるばかり。勧進帳の結びは「天も響けと読み上げたり」でしたな。

そういえば、死んだ元横審委員長で独文学者の高橋義孝は、離島に1冊だけ本を持って行けるとすれば、という問いに言下の下に「謡本100番集」と言っていましたっけ。宝生流を長くたしなんだ方でしたな。


posted by 曲月斎 at 05:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 三間四方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
双曲軒抛菴のきもちをかんがえるとAratoはしあわせ♪
Posted by BlogPetのArato at 2007年02月02日 12:06
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