2007年01月21日

五穀豊穣のまつりごと

天覧相撲 13日目は天覧相撲だった。場内は満員御礼、熱戦も多く、遠くから眺めている限りでは、両陛下も満足の様子だった。

 今年の元日の朝刊に発表された皇后陛下の御歌に次の一首があった。初場所との題で、「この年の事無く明けて大君の相撲(すまひ)の席に在(ま)せるうれしさ」。天皇陛下のご不例の際には取り止めになったり、在ペルー大使館人質事件の時など、周囲への影響を考えて天覧相撲をしない時もあった。だからこそだろう。何気ない行事、国民と一緒に相撲見物をして、隣に座る陛下と微笑み交わすことに幸せを一人の人間として味わっているように思う。

 そういえば土俵祭りの際に立行司が勤める土俵祭りでの「方屋開口」にこんな文句である。

「天地開け始まりてより陰陽に分かり、清く明らかなるものは陽にして上にあり、これを勝ちと名づく。重く濁れるものは陰にして下にあり、これを負けと名づく。勝負の道理は天地自然の理にしてこれをなすものは人なり。清く潔きところに清浄の土を盛り俵をもって形となすは五穀成就の祭り事なり。一つの兆しありて形となり、形なりて前後左右を東西南北、これを方という。その中にて勝負を決する家なれば今はじめて片屋と云い名づくなり」。

まずはともあれ、今年も天下泰平、五穀豊穣でありたいものだ。きょう千秋楽。

posted by 曲月斎 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(1) | 知進知退 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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