2006年12月22日

冬至の夜

師匠の犬を借りて仁我浦を歩いていると、柚子の木に小粒の実がたわわに稔っていた。枝元の幹に「ゆずがほしい方おもちください」と短冊が下がっていた。ゴルフボールほどの大きさだったけど、3個もぎってポケットに入れた。こすって鼻に近づけると、柚子の匂いがした。冬至の匂いかもしれない。

じんざの弁当3晩目。時節柄、南瓜が入っていた。小豆を食べる習慣もあると聞いたけど、炊き合わせになっていた。田舎しるこの中に南瓜が入っている感じ。不思議な取り合わせだった。「入らないからこれは別」と渡されたのが茶碗蒸し。プラカップに入っている茶碗蒸しを啜るのも不思議な感じだった。

もう読み始めて半年以上になる「時代小説盛衰記」(大村益次郎)をやっと読了。和田のテトラスクロールで読み継ぎ、コーヒーを3杯飲んでやっと司馬遼太郎の登場を見届け帰宅。夜。和田の海からオリオン座がちょうど挙がってきたところだった。なぜか、オリオン座だけは天空の中ですぐに分かる。「冬の大三角形」なんていう言葉を思い出した。こいぬ座のプロキオン・おおいぬ座のシリウス・オリオン座のベテルギウスの3星から構成される三角形のことで、星が沢山見える和田ならでは景色かもしれない。

読み終わってのことはまた別項で。こういう本を書ける編集者というのはもう不世出かもしれない。


posted by 曲月斎 at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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