2011年12月17日

「麻雀放浪記」

麻雀放浪記 [DVD] / 真田広之, 大竹しのぶ, 鹿賀丈史, 高品格 (出演); 阿佐田哲也 (原著); 和田誠 (監督)
1984年の作品。
育った大学の周りには場代が1時間100円、いや90円という雀荘がたくさんあって、面子が足りなくなるとおばちゃんが加わってくれるような世界だった。
可愛いもんだが、阿佐田哲也の麻雀放浪記といか、尾崎士郎の人生劇場の世界がまだのこっていた。

何しろ頭は明晰なのだけど、麻雀にふけるあまり、除籍になった友人も数名。いずれもいい人であり、信ずるに余りある人物なのだが。

そんな思いではさておき、この画面をみると、同い年の真田広之が実に若い。そして鹿賀丈史、高品格、加藤健一、名古屋章、加賀まりこ、大竹しのぶ。登場人物はこれに尽きるのだけど、実に味わい深いし、あの怪しげな戦後の雰囲気を描いて余すところがない。

白黒の画面が効果的で、超大作でも歴史に残る名画でもないけど、心に残る一作です。

年末年始には実にオススメ。登場人物が一人として文科省推薦たり得ることはない名画です。


posted by 曲月斎 at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀幕緞帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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