2011年10月03日

9月に読んだ本。

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惨憺たるものですな。
9月は本当に本が読めていない。

本が読めないと生活が荒れている気分になる。
つまり、余裕がないからに他ならないのですけど、本が読めない。

何か生理的に読めなくなって居るんですね。
非常に悲しい。

9月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:848ページ
ナイス数:38ナイス

非常時とジャーナリズム (日経プレミアシリーズ)非常時とジャーナリズム (日経プレミアシリーズ)
宮内庁の富田メモ(昭和天皇のA級戦犯の靖国神社合祀不快発言)を特報した記者の本。「非常時」は戦前の一時期の流行語だった。その時に冷静に次の世界を見据えていた報道人と、反面教師として国民を煽動した人と、計5人を取り上げる。メンバーは石橋湛山、桐生悠々、菊竹六皷、清沢冽。そして徳富蘇峰。いずれも評伝のつまみ食いのようなスタイルで紹介しており、最近は忘れかけられている人物だけに、有益な手がかり書だ。ただ、惜しむらくはその原典(例えば「関東防空大演習を嗤う」)の原文を転載してほしかった。入門書として上々。
読了日:09月18日 著者:井上 亮
歌舞伎のことば歌舞伎のことば
個人的には非常に面白い本でした。というのは、渡辺保があの歯切れのいい評論をする上で、どういう概念を背中に置いているのかということを「言葉」をキーに解明しているからです。評論を読んだ身として何げなくつかっている用語の本当の意味を再確認する意味でも有意義です。ただ。「歌舞伎のことば」というにつけては、あまりにも舞台での知見があることを前提に書いている本です。大修館の雑誌を読むような人は歌舞伎の舞台に親しんでいるのかもしれませんが、役者、その装置、所作など少しでも知識がないと読みにくい本になってしまうかも。
読了日:09月08日 著者:渡辺 保
東京の銅像を歩く (ポケットヴィジュアル)東京の銅像を歩く (ポケットヴィジュアル)
何が書きたいのか、まったく分からない本。銅像になった人物、動物の話を書きたいのか、銅像の由来書きをしたいのか。焦点がすっきりしない本です。それと何より不親切なのは、銅像がどこにあるのかを明確に項目ごとに示していないことです。都心、下町、城東、山の手といった方面、地域ごとの地図があり、各銅像の項にはその地図のページと番号が付されているのみ。そういう不親切さが最後まで嫌でしたね。本としての作りがどうしても得心がいきませんでした。
読了日:09月01日 著者:

2011年9月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター




posted by 曲月斎 at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 積本抛讀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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