2011年05月19日

福岡・天安

福岡で忘れられない店である。
法務局前の交差点にある天ぷら屋さん「天安」である。

この店は死んだ先輩のYさんがご贔屓で、11月の出張の時には数度、足を一緒に運んだものだ。
差し違えの伊之助もご贔屓で、いつも大入り袋と番付が飾ってあった。

すでに鬼籍に入ったYさん、Sさんは決まって帰京前には先代のオヤジさんに魚河岸で買いだしを頼んでいた。

さて、久しぶりに行く。
風の便りに先代が亡くなったと聞いたが、当代に聞くと「もう5年になります。おふくろが死んでもう3年」とのこと。
天安2.jpg

その昔、西鉄ライオンズがまだ平和台球場にいたころのこと。三原脩監督は子息が天ぷら屋になるのに際して、その修業先の世話を先代に頼んだなどという昔話をYさんから聞かされたものだ。

天安3.jpg
いつもここは天ぷら定食を頼むのである。
時期になれば「ふぐ」も天だねに加わる。それとほかではあまり見かけないのだが、なぜかおいしいのが「豚」。なぜか天ぷらにキチンとなっているのである。

天安4.jpg
あれこれと考えているうちに、「さあどうぞ」と目の前に盛り合わせが出てきた。
気取らず、でもおいしい。

カウンターの隣には、泉下のYさんや、Sさんが座って歓談しているような気がしてならなかった。


posted by 曲月斎 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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