2010年10月30日

「踊る大捜査線は日本映画の何を変えたのか」


「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか (幻冬舎新書)

「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか (幻冬舎新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/09
  • メディア: 文庫



この前、3作目が公開されたけど、それほど評判ではなかったなあ。
そう思っていたら、目についた1冊。

要は作り手を育成するシステムを失った映画界に、テレビの視聴率競争で鍛えられたプロデューサーが乗り込んで、今までの映画界の常識を破壊し、テレビと映画の垣根を取り払ってしまった、というテーマを10人の専門家が論じているのであります。

見方は人それぞれ、自分の専門的分野から論じているのですが、後ろにいけばいくほど、論点が重なっている、というのがもどかしい。一番最後に、当の凄腕プロデューサー自身が登場するのですが、登場人物の何人かをカットしても、当の本人に語らせた方がよかった。

シネコンの増加、インターネットを使った宣伝、コミュニケーションが奏功、大ヒットにつながったという絵解きや、本当の映画ファンを育てていないという指摘、どれも正鵠を射ているのだろうけど、何か負け犬の遠吠え、という気もする。


posted by 曲月斎 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 積本抛讀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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