2010年10月30日

冷たいのがお好き?/承前

カウンターに案内され、硝子越しの焼き場が見える。

炭ではなくガス。ご主人とその息子、そして焼きの職人の3人が立ち働いている。注文は焼き鳥と鰻重。カチカチに凍った鶏とネギの串が火の上に。鰻はカチカチに凍った白焼きが蒸し器の中に。

なかなかに溶けないのか、解凍しないのか。見ているとなんとも情けなくなる。蒸し器の中にカチカチの鰻が3串ずつ。ちょっと顎がしゃくれて、不機嫌そうなこの焼き職人、落語の「素人鰻」を連想するような光景であった。

待つことしばし。蒸し器の蓋がゆがんでいるのか、職人氏はかならず、ぽんと蓋をたたく。買い替えたらいいのに、と思うのだが、具合がいいのかもしれない。店の中を見回すと、樽酒とあったので、頼んでみたら少し気が抜けていて……。

ま、肝心の鰻と焼き鳥の味は。
言わぬが花、というものでしょう。

「本当の川越名物は」という訳で、翌日にこの探求は持ち越したのでありました。


posted by 曲月斎 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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