2010年10月06日

莫山センセ。

書家の榊莫山さんが亡くなられた。

その謦咳に接したことは一度だけだけど、関西でいう、いいおっさん、だった。

NHK教育テレビで一時、書道の講座を持ったことがあったけど、あの人は教えることをまともに聞いていると、天才だったのだな、と分かる。

たとえば拓本を手本に、何げなくやっていることが、実はとんでもなく難しいことであったりした。

中央の書道界から距離を置いた生活を送られたが、その独自性は伊賀上野という街の中途半端な位置、近畿圏でも中京圏でもないというエリアに軸足を置いた生活を貫いた、貫けたからだと思う。

飄々、という言葉が似合うお人柄だった。

ご冥福を祈りたい。


posted by 曲月斎 at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 点鬼簿控 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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