2010年09月19日

「藝の秘密」


芸の秘密 (角川選書)

芸の秘密 (角川選書)

  • 作者: 渡辺 保
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本



この筆者の本は総じて面白いのですが、この本は江戸時代の江戸、上方の歌舞伎役者の芸談から、エッセンスを取り出して、そのいわんとするところを説いているのです。

1人4ページほどでしょうか。
誰の芸談に載っていたのか、忘れてしまいましたが「見物が関心する藝というのはタバコ1服ほどの間のものだ」というのがありました。

一瞬のきらめきに、見物は心を奪われるものです。なかなかに性根のある言葉だと思いつつ、きょうも現場で、タバコを1服。

今時、四国八十八カ所の札所で、きちんと分煙しているかどうかの調査をするような御仁が出てきているご時世ですから、こんな比喩も不適切なのかもしれませんが。
実に枕頭に置いて楽しい1冊です。


posted by 曲月斎 at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 汗牛充棟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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