2010年03月29日

歌舞伎座さよなら公演。

kabukiza201004b.jpg気が付けば4月で歌舞伎座は閉館、建て替えである。

仕事先から戻る途中、歌舞伎座の前を通りかかった。
4月は3部公演にて、1部が海老蔵ら若手主体のだんまり、吉右衛門の熊谷陣屋。2部が幸四郎の寺子屋に、菊五郎、団十郎、吉右衛門の三人吉三。3部が助六で団十郎に玉三郎。何れも見たい狂言ながら、強いて選べば3部かなぁ。

久しくあの玄関をくぐっていないが。思い返せば当代団十郎襲名興行で3カ月間、昼夜と通しで通ったこともあったし、今に語り伝えられる孝夫&玉三郎の助六も忘れがたい。あの時の意休は13代目仁左衛門が息子の初役ということで付き合っていたっけ。3代目実川延若のあの古風な顔立ちは何の狂言で見たのだったろう。food_photo_coffee1.jpgともかく我が青春の味、あの3階のカレーライスを名残に食べに行く機会を何とか作らなくては。

戸板康二や渡辺保のような見巧者でもなく、一介の物好きであれ。何か今感じておかなくては機会を逃すみたいな、感じが歌舞伎座にはありますな。小屋があるから芝居があるのではなく、芝居があるから小屋があるという論理ではあるにせよ、渡辺保が書いているように、あの歌舞伎座には息づいているものが潜んでいる気もする。



posted by 曲月斎 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀幕緞帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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