この前、東京に出掛ける時、電車の中で若いお遍路さんに逢った。菅笠をもっていたので分かった。同行二人、話しかける。
聞けば歩きで、徳島1番から土佐の27番神峯寺まで打ったらしい。正確には27番はあのまっ縦の坂の途中で帰りの電車の都合で引き返したよし。
それでもやはり何かを掴んで帰ってきたような口ぶりだった。
どうでもいいんだけど、「無財の七施」ってあるでしょ。曰く
眼施 慈眼施ともいい、優しいまなざしで接すること
和顔施 和顔悦色施ともいい、穏やかな顔つきで人や物に接する行為のこと
愛語施 言辞施ともいい、優しい言葉、思いやりのある態度で言葉を交わすこと
身施 捨身施ともいい、自分の身体で奉仕をすること、他のために尽くす気持ち。
心施 心慮施。他のために心をくばり、共に喜び共に悲しみ、自らのものと感じ取る
牀座施 競争相手にさえも自分の地位を譲って悔いなく過ごせること
房舎施 風や雨露をしのぐ所を与えること
遍路を巡った人間はこの和顔施を忘れてはいけないと思いましたな。どうしても話したいことは山のようにある旅であります。聞き手になってあげるのも大事な修行だし、大事な功徳であります。
この青年と分かれて改めて、お四国だよなあ、と思う次第であります。
2008年09月01日
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