2012年01月28日

鶴見線。

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webではわかりにくいかもしれないけど、鶴見線の安善駅辺りの景色だったと思います。

去年の暮れのこと。
川崎大師の帰り道、日暮れ時に思い立って車を回したのですが、架線の上に沈んでいく夕日がきれいでした。

こういう夕日がきれいという感覚はちょっとずれているのかもしれないけど。
posted by 曲月斎 at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月27日

米沢 弥平

ちょっと旧聞に属するけど、米沢の弥平である。
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市内にあるそばやで、「板そば」が名物だ。
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小千谷のへぎそばのような姿だが、つなぎは普通のそばに変わらぬ。

この店は大学3年の冬に、合宿制の自動車学校に通った時に、無聊を慰めてくれた店だった。


今も健在かと探したら、人間の記憶は大したものです。あっさりと見つかりました。
米沢の地酒「東光」を飲みながらの昼飯はまさに贅というべし。

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この辺りでは、「カイモチ 」という蕎麦がきもまたよし。

米沢の蕎麦屋はある意味で青春の1ページの味でありました。
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つけたりながら、天ぷらもよろしい。
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2012年01月22日

某月某日。

▽ジョージ・ポットマン先生
前回のテーマはラーメン。
ネタ本がラーメンと愛国 (講談社現代新書) [新書] / 速水 健朗 (著); 講談社 (刊)ということで、中身は推して知るべし。
面白いのだけど、初めての時の衝撃は薄いな〜。

と言いつつ、来週の分を録画予約。

▽仙台行
仙台に行ってきました。
仙台には後輩がいます。
彼が連れて行ってくれたのは、国分町のハズレの小福、という店。
ビールが美味しかったなあ。そしてタコも。
今度、ゆっくりいって見たいという感じ。

▽金正男
文藝春秋が単行本を出しましたね。
メールのやり取りの再録部を読んでいるんですが、このあとはどうなることか。父・金正日と私 金正男独占告白 [単行本] / 五味 洋治 (著); 文藝春秋 (刊)
posted by 曲月斎 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

「ジョージ・ポットマン教授の平成史」JOTX系

土曜の深夜に、テレビ東京系列で、「ジョージ・ポットマン教授の平成史」なる番組をやっている。

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テレビ東京+イギリスCBB共同制作。


そう、BBCではないのである。
うっかりすると、本物のように見える。

そもそも。
歴史学の視点で現代日本を分析し、大胆な仮説で知られる新進気鋭の歴史学者で、The collapse of civilizations (邦題:「文明の崩壊」)、Non-identity in young Japanese (邦題:日本の若年世代における非同一性)などの論文で知られるヨークシャー州立大学歴史学部教授 ジョージ・ポットマンなる人物自体が仮装なのだから。

趣向自体は、往年のフジテレビの「カノッサの屈辱」を連想させるものだ。

で、この未明の放送内容は

調査(1)
今回は「友達いないと不安史」後編。明治時代に鶏姦なる行為に懲役刑を科すと定めた刑法典を制定した日本。その理由をひも解くと、明治以前の日本における、現在では闇に葬り去られた友情観の存在が。我々は、日本の教科書に出てくるあらゆる文献・人物・事件を調査。すると、大河ドラマのほぼ全ての主人公から、忠臣蔵、近代文学の旗手に至るまでボーイズラブに彩られた不思議な日本像が浮かび上がってきた。
調査(2)
更に我々は、戦後に至り突如発生した「友だち100人作らなきゃシンドローム」も調査。するとそこには高度経済成長の光と影が交錯する昭和時代に形成された、独特の友情観が。日本政府の教育政策から、スイミー、クリリン、正義超人など少年に影響を与えた様々な文学作品の「友だち的」登場人物も俯瞰し、遂にはフェイスブックで「いいね!」を乱打する「友だちいないと不安文明」に至った原因を調査します。

まじめくさった顔をして何を、と思うが、前段は「男の絆 明治の学生からボーイズラブまで」の焼き直し。後段はある意味で結構、いい線を行っているぞ、と思わせる内容だった。

で、鼻から「情報・バラエティ」の分野ではあるのですけど、本歌取りがうまい。
というのは、NHKの「映像の世紀」シリーズでのBGM「パリは燃えているか」(加古隆作曲)が効果的に使われているんだな。(ちなみに、この夜のチューボーですよには本木雅弘が出て「坂の上の雲」のBGM=久石譲作曲=が使われるのはミスマッチで効果的)

こういう知能犯的な番組っていうのは、真顔で見るものじゃないけど、おもしろいなあ。
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2012年01月11日

軍歌が培ったインフラ。

この前、読み終わった「歌謡曲から昭和を読む」で、軍歌が培ったインフラ、という言葉がありました。
なかにし礼は軍歌の流行で、日本国中、一つのコミュニティとしての一体感が醸成された、ということを言っているのであります。
確かに戦時中の軍歌の力は、時の情報伝達手段として台頭していたラジオの力もあって、大きなものがあったことは想像に難くない。
歌謡曲から「昭和」を読む (NHK出版新書 366) [新書] / なかにし 礼 (著); NHK出版 (刊)
ただ、もう一つ忘れてはいけないのは、文部省唱歌と言われる一群の楽曲です。

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3年続きのNHK制作にかかる「坂の上の雲」。書かれたのは1968年からです。
世は明治100年、と浮かれた時代。
今回の映像化でも、1969年制作の映画「日本海大海戦」と比べて、楽曲で「本歌取り」ができないんですね。
例えば、広瀬中佐であり、乃木大将とステッセル、であり。

チラとメロディーを流せば、饒舌な説明は不要だったのに、今はそうはいかない。久石譲が一生懸命、叙情的な曲を作らざるを得なかった。

そも、楽曲の命がはかなくなっているんでしょうな。

なかにしは、歌を共有するコミュニティが、県、市、学校と分散縮小し、今やクラブが単位となっていると見ています。
確かに。そうかもしれません。
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2012年01月09日

iPad登場1ヶ月。

iPadが手元に登場してほぼ1ヶ月が経過しました。

確実に生活の一部が変わっていますね。
出がけに持参することが多くなった。

たとえば。

野毛の若竹にいく。
今年初めてである。お年賀を、と思う。
お母さんは伊勢佐木町のみのやの菓子が好きだが、みのやはまだやっているだろうか。iPadの登場である。サクッと検索して、電話をかけて店の営業を確認。手土産を確保して、メデタシメデタシ。



たとえば。
正月の同窓会。欠席続きの友人に、iPadのメールで出欠のやりとりをしておく。
どうせ話題で「××はどうしているんだ」となるから。
そこでメールを見せ、会場の写真を撮って、欠席していた友人に返送。
彼からは「奥は○○とわかったけど、ヒゲの男は△△か」というメールがくるという具合。

たとえば。
とっさの場合の駐車場検索も速いですな。
あと、気になる本で、アマゾンのカートに入れておいたとする。発注より前にたとえば桜木町の紀伊國屋に行ったとする。題名は忘れた、即、アマゾンのカートを開いて書名を確認、なんてこともしました。


Barへ行ってはみたものの、所在ないとき。端末を開いてしばしあれこれ。周囲に迷惑をかけず、の範囲でしょう。昔、カウンターにおいていいのはタバコだけ。出していいのは手帳まで、と教わったけど、ま、今様の手帳ということで。

そう、GPSが入っているので、ドライブレコーダーの役もさせられます。これは今度、和田に行くときに活用しましょう。アクアラインを渡ってから、どう行くのが一番近いのかを確認する意味でも。

それと何よりも、Windowsの設定が非常に面倒くさいものに思えてきた。仕事の端末は仕方ありません。でもそうではないことなら、このiPad1台で結構こなせてしまう。となると、面倒な機械は自然と縁遠くなります。

ただ、メールのチェックとかは多くのアドレスを使い分けている都合上、DOS機に頼らざるを得ないのが実情。あと、原稿を書くなんていう作業もキーボードが使いにくいので仕方ない。

あと、豪毅なところで、入院のお見舞い品ってのもいい活用法かも。

あれこれ生活を少しずつ変化させてくれているiPadでした。
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2012年01月06日

「四つの自由」

たまたまブログに貼ってあるカレンダーに「1941年、フランクリン・ルーズベルトが『四つの自由』演説」と。

不明にして、この四つの自由なる演説を知らなかったのですが。

今は便利になりましたね。ググればすぐ出てくる。
一番筆頭でヒットしたのはアメリカ大使館のhp

要は年頭教書で、ナチスドイツの席捲を受けていた欧州の情勢に関し、アメリカが英国の支援という形で、この戦争への関与を正式に表明した、という内容であります。

曰く、四つの自由とは。



第1は、世界のあらゆる場所での言論と表現の自由である。

第2は、世界のあらゆる場所での、個人がそれぞれの方法で神を礼拝する自由である。

第3は、欠乏からの自由である。それは、世界的な観点で言えば、あらゆる国に、その住民のための健全で平和時の生活を保証するような経済的合意を意味する。

第4は、世界のいかなる場所でも、恐怖からの自由である。それは世界的な観点で言えば、いかなる隣国に対しても、物理的な侵略行為を犯すことがないような形で、世界中の軍備を削減することを意味する。

これは、千年先の幻想ではない。われわれの時代と、この世代のうちに実現可能な形の世界の、明確な基盤である。そうした種類の世界は、独裁者たちが爆弾の衝撃によって作り上げようとしているいわゆる専制政治の新秩序のまさに対極にある。

そのような新秩序に対して、われわれはもっと偉大な概念で対抗する。それは道義をわきまえた秩序である。優れた社会は、世界支配の企てにも海外での革命にも、等しく恐れることなく対峙することができる。

米国の歴史が始まった時から、われわれは変化を推し進めてきた。永続的な平和革命に携わってきた。それは、着実に進む革命であり、状況の変化に静かに適合してきた。そこには強制収用所も、逃走を阻む生石灰の入った溝もなかった。われわれが追求する世界秩序は、自由な諸国が、友好的な文明的社会の中で力を合わせる協力関係なのである。



何か、実に晴れがましい演説ですな。

世界の、いや資本主義国の棟梁として、世界に向けて宣言をしたものといっていい。

折も折、オバマ氏が世界の番犬として「2正面戦力を維持しない」と宣言したニュースが飛び込んできたのですけど、巡り合わせでしょうなあ。

ちなみにこのhpには「マッカーサーの議会での離任演説」「キング牧師の私には夢がある」「ケネディの就任演説」などなどが、掲載されているのですけどね。最後が1977年のカーターの「人権と外交政策」になっています。

それ以降、史料として所収する価値のある、雄弁ともいうべき演説が見当たらないのかなあ。
posted by 曲月斎 at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

江都の春

東京に勤務していていいな、と思うことがいくつかある中の一つに、美術館、博物館に行きやすいということがある。

今、東京国立博物館で、公開されている黄庭堅の書とか、フィルムセンターで始まった新東宝の回顧上映とか。
新東宝の作品の中で、「日本敗れず」という作品もかかる。
主演は早川雪舟。テーマは「日本のいちばん長い日」と同じ1945年8月15日の陸軍青年将校の決起。どんな風に描いているのか、気にかかる。
【DVD】戦争映画傑作選 日本敗れず★
ただ、DVDで密かに売っていたんですね。版権継承した国際放映が絡んで。ついポチってしまったんですが、こうなると腰が重くなる。イカンことなのですが。

そう、トーハクの清明上河図も見てみたいですな。

春や見聞の春、であります。

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2012年01月04日

当用日記。

年初に当たり、久々に日記をつけてみようかと思っている。

アルツハイマー症候群で入院するまで、父親は日記をつけるのが日課であった。
4年前、公職を辞したTさんに「生き甲斐がなくなるといけない」と3年連用の当用日記を贈ったのだけど、喜んで毎日つけているよし。ちょうど年期が切れたので、次の3年分を贈ったが、生き甲斐と思ってくれれば何よりだ。

当方はそんな悠長な話ではなく、雑多な毎日を過ごしているうちに、すべてが朦朧とした記憶の中に消えていくような気がしている。

もちろん、電子媒体の方が楽に決まっているのだけど、今回はこれを選んだ。
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ちょうど文庫本の大きさ、持ち運びに便利そうだし、嵩張らない。

高校時代に親父をまねして日記をつけた時は、これだった。
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いろんな方がいる。白紙の文庫本「マイブック」を利用する方もいるそうだが、それぞれに日記のとらえ方はあるから、いいんじゃないか。

と、いうことで、いきなり三日坊主どころか、3日にまとめて3日分、つけているのだから、この先も思いやるべし。久しぶりにミミズののたくったような字というのは、なんともアナログではある。
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2012年01月01日

2011年12月に読んだ本

12月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2321ページ
ナイス数:36ナイス

謡曲入門 (講談社学術文庫)謡曲入門 (講談社学術文庫)
「東の表章、西の伊藤正義」と呼ばれたという、能研究の泰斗の漫筆。元々が能の会のパンフレット用に書かれたものだから、いずれも掌編、ワンテーマ随筆の形式だ。ただ、内容は帯にあるような「代表的な40曲の鑑賞のポイント」というにはほど遠い。謡の詞章の論考、その典拠を探るものが大半をしめ、いささか堅い内容。一昔前の国文学の論文のようだ。能の研究では「能楽大観」という畢生の大著があるが、この注釈に、戦後進んだ研究の要素、たとえば中世に流布した和漢朗詠集や古今集の注釈書の利用を指摘したものが新味。古めかしい1冊だ。
読了日:12月31日 著者:伊藤 正義
歌謡曲から「昭和」を読む (NHK出版新書 366)歌謡曲から「昭和」を読む (NHK出版新書 366)
NHKは本当に商売が上手になった。テレビの番組を本にしたて直す。そういう意味でこの本は話すように書くという基本とおり分かりやすい上に、筆者ならではの知見、例えば音楽出版業の成立など、当事者ならではの記述が興味深い。ただ、若い読者には、古い曲はイメージできないだろな。テレビなら楽曲を流せばいいのだけど。
読了日:12月31日 著者:なかにし 礼
東京路地裏暮景色 (ちくま文庫)東京路地裏暮景色 (ちくま文庫)
元は雑誌荷風に連載したものをまとめたという。連載の転載ゆえか、話が簡単に完結してしまう恨みが残る。加えて図版の掲載が限られる分、読者には親切さが欠ける。旧著のような熱がないのが不思議。ほぼ同じネタを書いているのだけど。桜井敏雄の話が少し味を残しているくらいかな。なぎら調復活を願う。
読了日:12月31日 著者:なぎら 健壱
日本的経営の系譜日本的経営の系譜
日本は資本主義国であり、江戸時代、ひいては中世以来の商業の基盤の上にあります。組織を構成しているのはいまも昔も人間ですが、組織の意識がどう構成されてきたかを再考させてくれる一冊です。主従関係だったり、親方を頂点とする問屋制請負制度だったり、財閥とは何だったのか、あるいはパナソニックがかつて看板にした大家族主義、従業員を定着させるための福利厚生、終身雇用、年功序列などなど。それが、御恩と奉公から、権利と義務に変容したり。1960年代の本ですが基礎文献としては今読んでも有益です。日本人の考え方を考える上で。
読了日:12月25日 著者:間 宏
男子校という選択 (日経プレミアシリーズ)男子校という選択 (日経プレミアシリーズ)
よくも悪くも男子校の出身、6年間の経験は無駄にはできない。 我が身を振り返れば、国語に、それも古典にしか関心を持てなかった自分をそのまま善導してくれたのだから、ありがたいというしかない。 公立なら弾かれていただろうから。 筆者のいうほどに男子高の利点はカッコよくない。でも勝手なことに付き合ってくれてなんとかしてくれる先生もいて、友達も出来て、ええじゃないデスカ。その効き目は大学受験の時ではなく、社会にて、何十年ののちに実感することではある、と思うけど。男子校という場が大きな影響があるのは否定できないし。
読了日:12月20日 著者:おおた としまさ
性愛の日本中世 (ちくま学芸文庫)性愛の日本中世 (ちくま学芸文庫)
このテーマにジェンダーの話が絡むと非常に分かりにくい。申し訳ないが、小生の手には負えなかった。
読了日:12月10日 著者:田中 貴子
犯行現場の作り方犯行現場の作り方
有栖川有栖との対談を読んで、買ってみた1冊。実に机上の作品が多いのが面白かった。犯行現場となった建物を建ててみると、というのがこの本のコンセプト。でも不条理な建物を不条理なとは感じさせずに読ませてしまうのが推理作家の腕前なのかもしれない。と同時に、横溝正史の「本陣殺人事件」の出来の良さを改めて感じた。不自然ではない中から密室を作り上げていくというのが妙手。ちょうど小生が推理小説を読みふけったころは、社会派全盛のころ。こういう読み方も確かにあるなあ、と。でも、本にするものかな。Webでも十分な気がした。
読了日:12月10日 著者:安井 俊夫
ナチを欺いた死体 - 英国の奇策・ミンスミート作戦の真実ナチを欺いた死体 - 英国の奇策・ミンスミート作戦の真実
この本の内容は丸谷才一の随筆で見付け、読んでみたいと思っていた1冊です。第2次大戦中、連合国が欧州反攻をシチリア島から開始されるに当たって、その作戦を欺瞞するために架空の伝書使の死体を作り上げ、その携行している手紙からバルカン半島など外の地点に作戦計画を立てているかのように思わせたというのが筋。情報戦を仕掛ける側、仕掛けられた側、そしてその作戦に従事した側、それぞれに分析や取材を深めて、後を追っている1冊です。事実は小説よりも奇なり。何より後日談まで丁寧にのっているのがこの本の厚みを増しています。面白い。
読了日:12月02日 著者:ベン・マッキンタイアー

2011年12月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
posted by 曲月斎 at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 汗牛充棟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新春之御慶賀

新春之御慶賀、自他幸甚幸甚。

これは日蓮が出した手紙にある章句です。

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たまたま街の中で見かけた張り紙にあったんですけどね。
何か自他幸甚幸甚、という文句に思いがある気がしていい文句だな〜と。

敬虔な真言宗信徒としてはそんなことを思うのであります。
尤も、この手紙の宛先は、真言宗信徒だったといいますがね。

日蓮の書って、勢いがあっていいんです。

ちなみに石川遼の「しんにょう」の運筆も日蓮に似ていますけどね。

今年は「自他幸甚幸甚」という1年となりますように。
posted by 曲月斎 at 05:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする