2011年06月20日

房総横断道路

この辺りの現場となると、よく使うのがこの道であります。
正確にいえば、国道409号、県道27号、国道128号の総称。

で問題の区間は409号の部分。
国道、しかも横断道の命名の割に、実に道がしょぼい。

しかもその道はブラインドカーブが多いのですが、制限速度40`に道を、地元の軽自動車は100`近くでぶっ飛ばしていくわけで、怖い怖い。

特に木更津側に下りる辺りはつづら折れの道が続くのに、であります。

圏央道が茂原の方まで通じれば、だいぶ道路事情は変わるような気がするんですけどね。

これまでは「酷道」に耐えなくてはいけません。

窓から入ってくる牧場の香りとともに。


posted by 曲月斎 at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「夏は来ぬ」

「卯の花の匂う牆に時鳥早鳴き初め……」
聞いたことはあると思います。

佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲の「夏は来ぬ」であります。1896(明治29)年5月、『新編教育唱歌集(第五集)』にて発表されたそうでありまして、文部省唱歌ではありません。

一応、著作権が歌詞については存在(佐佐木信綱先生は1963年没)しているそうで、引用はさけますが、引用したとしても、著作権継承者であろう佐佐木幸綱先生は「日本文学概論1」で謦咳に接した恩師(ちなみに欠席が多すぎて「不可」でしたが)ですので、ご寛恕頂けるかとは思うのですが。

で、ひょんなことから。

藤枝在勤中に大変お世話になったKさんから、電話がかかってきました。

「この歌のね、中に出てくる『怠り諫むる夏は来ぬ』って歌詞があるんだけど、どういう意味かな」
車の中でのことですので、PCを開く訳にもいかず、かといって歌詞を丸暗記しているほどの愛唱歌でもない。むしろ昔は「カネボウ絹石鹼」のCMの曲というすり込みの方が強いくらい。

「ま、なまけちゃいかん、という意味でしょう」「何で怠けちゃいかん、なの?」
と疑問は続きます。

そこは千番に一番の兼ね合い、とっさに思いついたのが「眠り流し」の習俗であります。
「眠り流し」とは、睡魔を払う行事で、主として七夕として、水浴をしたり、形代(かたしろ)などを模型船や灯籠・笹竹などにのせて川・海に送り流したりする。東北地方に盛んであるが、北陸・九州などにもみられる。ねぶとながし。

という説明の行事のこと。ちなみにこの「眠り」は日本脳炎のことを指すという説もあるそうですけどね。

で、Kさんには「ともかく夏は暑くて眠い。それを戒める行事もあるくらいだから、夏は怠ける季節っていう季節感があったんじゃない」と連想ゲームのような回答で納得してもらったのであります。

ですが。

よくよく歌詞を見直してみれば、問題の3番であります。
「橘の薫る 軒端の/窓近く蛍飛び交い/おこたり諌むる/夏は来ぬ」
であります。

何のことはない、「ホタルの光、窓の雪」の「螢の光、窓の雪、書読む月日、重ねつゝ、何時しか年も、すぎの戸を開けてぞ今朝は、別れ行く」の東晋・車胤と孫康の故事をふまえて、「怠けちゃいけない」といっているだけで、「眠り流し」は邪推だったような。

強いて言えば、1句目の「橘の薫る」の言葉から「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする
」(古今集)を連想させ、戒めるのは昔の人という連想を効かせている気もします。

という訳で「怠りを諫むる」のは他人事ではなかった話。

で、蛍に関連して与謝蕪村がこんな句を残していますな。
「学問は尻からぬけるほたる哉」

そんなものかもね、と思った次第。

posted by 曲月斎 at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

茂原・可亭

今回の千葉行きでは茂原に投宿した。

現場は下総、投宿は上総。

で、目指すは可亭である。

去年の秋に教えてもらって以来、茂原といえばこの店を擱いて考えられぬ。
ご夫婦2人で切り盛りしているこの店は実に飾り気もなく、気取ったところもない。

でも、味がいい。
野菜炒め.jpg

なんでもない野菜炒めである。
でも、おいしい。
日本酒のおかずになる味なのである。
いわんや白いご飯をや。

ポークソテー.jpg
ポークソテーもいい。
付け合わせはポテトサラダに、ドレッシングで和えてある野菜。
肝心のポークソテーは焼き加減よろしきを得て、トロリソースがおいしい。
ポークソテーといえば、福岡の「かつえだ」と並ぶといっていい。
ポークソテー番付があるとすれば、間違いなく役力士である。

コロッケ.jpg
蟹クリームコロッケ。
これもうまい。

トロリホワイトソースに蟹の身がいっぱい入っている。
揚げたてで熱々なのを承知していながら、口の中に入れたくなる。
そして案の定、やけどをするのである。

ドライカレー.jpg
最後にドライカレーを頂いて、この日は終了。

このドライカレーについてくるみそ汁もおいしい。
この日はタケノコとワカメが具だった。

なんでもないところにおいしさが隠れている。

酒は九十九里の酒「梅一輪」だったか。
銘柄を聞くのを忘れたが、そんなことはどうでもよくなる心地よさ、である。
posted by 曲月斎 at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平積み。

書籍店の店頭の花形といえば、平積みの本でしょう。

その寿命はどのくらいなのか、気にしたこともなかったけど。

売れる本ならいつまでも平積みですけど、売れない本ならスッと姿を消す訳で。

気にもしたことのなかったことが少し気になるこのごろです。追記
posted by 曲月斎 at 01:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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