2011年03月31日

浜のキリン

といっても、かつての麒麟麦酒生麦工場特製のビールではない。

麒麟1.jpg

知人で埠頭のガントリークレーンをキリンと呼ぶ人がいる。
いわれてみればなるほど、という感じであり、湾岸線を走りながらしげしげと見ていると
大黒埠頭、本牧埠頭。どちらもキリンが首をもたげて群れているようにも見える。

麒麟2.jpg
いってみればセレンゲティ国立公園か、マサイマラ国立公園か、という風情に見えなくもない。

夕暮れ時。キリンがきょうも群れているだろう。
posted by 曲月斎 at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

震災以降。

Twitterは大きな情報伝達手段として、時代の寵児のようになっていますけど。

鯨.jpg
も出てくることもしばしば。
ひさしぶりに見た気もするけど、こうなるとどうしようもありません。


続けざまに。
蛸.jpg
蛸まで出てくると、もう……。

ソーシャルネットワークというのは偉大ですけど、だれが管理するのか、その責任を誰が持つのか。
そういう危うさも同時に孕んでいるメディアではあるんですけどね。

こういうご時節、プラスの面ばかり喧伝されるのは如何かと思いますね。

特に地方自治体。
遣うのはいいけど、本来的には自分たちの自力の広報手段を持つべきです。
それが同報無線であれ、地域FMであれ。

リスクは2重3重に考えておかないといけないという教訓を某原発は教えてくれているのですから。

posted by 曲月斎 at 04:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月28日

横浜・安楽園(承前)

さて、勇を鼓して乗り込んだ安楽園であります。
「座敷にしますか?」と言われたが、右手のテーブル3卓が入った部屋に通してもらう。
窓には緑色の色ガラスが十文字に意匠された戸が入り、なぜかある床の間には山水画の軸。一昔前の時間が止まったような空間だった。

さて約1日経った今でも満腹感が(いや膨満感が)続くというのは恐ろしい。
思案を巡らせた末に出た結論は、この店は昔ながらに持ち帰ることを前提にした店であること。
客はその場に供されたものをすべて食べてはいけないのだ。

「お土産」にして持って帰る。かつての結婚式の折り詰めがそうであったように、この店は「ハレ」の場で、その幸せを持って帰って分かち合って欲しい、と願う場であったのであった。

大いに勉強になった。

さて、実際の話は下で。

追記
posted by 曲月斎 at 00:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月27日

南京街の秘境。

横浜に生まれてかれこれ半世紀。南京街は子供のころから通っている。
それでも縁のない店が大半で、「中華街はどこの店がおいしいんですか」と質問されると、「値段相応、好みですから」と答えに窮するのが常、である。

その南京街の中でも、ひときわ異彩を放っているのが「安楽園」であろう。
まるで日本旅館のような店構え、これが実に小生が子供の頃から変わっていないのだから。
見事というか、あっぱれというか。

安楽園外観.jpg
しかも「安楽園知っている?」と尋ねると多くの横浜人はその存在を認知しているだろう。しかし「入ったことある?」と尋ねるなら、「いや」「いいえ」というはずだ。

如何にも敷居が高いのである。ひと気がないのである。
玄関.jpg
でも、先に手にした「小津安二郎美食三昧」にこの店が出てくる。後押しされた気分。身近な秘境に乗り込んでみようという気になった。

1人で行くのはさすがに気が引ける。こういうときに頼りになるのは畏友I君である。「いいよ」って答えてくれて、付き合ってくれた。予約は午後3時である。
門構え.jpg
安楽園には暗い記憶がある。あれは祖父の精進落としの時であったか。南京街でという話になり、何軒か電話したうちの1軒に安楽園は入っていた。
当時にしては華正楼や同發、華勝楼といった中華街の大店と同等以上のコース値段だったと記憶している。高いに決まっている。でもまあ、一番安いコースで4000円というし、ま、どうにかなるだろうと腹をくくって出掛ける。

中で待ち受けていたものは……。(つづく)
posted by 曲月斎 at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3:2、3/5

dw_M.jpg
今週の週刊ダイヤモンドの表紙だそうだ。
真ん中に日の丸をあしらって、実にエネルギッシュな印象である。

でも、どこもかしこも日章旗一色になるのはどうも抵抗感がある。
確かに日本人にとって国旗はシンボルとしては分かりやすいし、旗というのは「旗幟鮮明」という言葉があるとおり、実に気分一新、大いに決意を表現するのにはふさわしい道具だ。

震災云々ということではない。ただ、過去を振り返った時に、どうも「一億一心」みたいな話の展開に酔いやすい傾向があったことは忘れてはいけない。

何か気分として「欲しがりません……」「贅沢は……」みたいなものが過剰になるのは如何かと思う。節電のために「パーマネントはやめませう」と呼号した時と紙一重の差、ではないか。

日章旗は縦横が2:3、赤い丸の部分の直径は横の3/5。
この白地の部分にはみだりに文字を書き込むべきではない、と個人的には思っている。「白地に赤く」という歌ではないけど。
posted by 曲月斎 at 05:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月26日

大黒町・大黒家

いったん家に戻ると、このエリアは本当にまっ暗になっている。
出ることを躊躇せざるをえない。

でも外に遊びに行きたい。わざわざタクシーを呼んで行くのは本意にもとる。ぐずぐずと考えているうちに、深更に及んでどうしてもラーメンが食べたくなった。

まず初音町の名物屋。ここは午前1時までという。
次に不動下のニュータンタン。ここは午前1時半まで。

次々と選択肢が消えて行き、ALCの小作君に困って相談したが、
「そうですねえ。関内なら味の時計台、天下一品、あとは駅前の日高屋……」
どれも食指が動かない。
いっそ曙町の中華一番にするか。

と迷った揚げ句に見付けたのが、大黒町の「大黒家」。
午前3時までとある。まだ間に合う。

ベイブリッジを越えて大黒埠頭へ。
通りかかった時は埠頭で自動車に乗った方々が週末の競演をしておられた頃。ちょうどパトカーの登場で蜘蛛の子を散らすように車が遁走する中に混じってのドライブだ。
そのまま第一京浜を目指し、T字に突き当たる直前の右側に目指す店はあった。
大黒家.jpg
斯様に白髪ネギを載せるのが名物らしい。

店内は豚骨臭い。ニンニクとトウバンジャンの匂いで満ち満ち、長いカウンターとその左手に小屋がけの店がある。

カウンターはさっきまで週末の競演を見物しに来ていた人、競演していた人、さらにこれから仕事の人、いろんな顔がまざっている。流れているFM横浜でジャズがどうこうと言っているが、無縁である。訳のわからん人が「横浜って遊びに行ったことないんですが、黒沢監督の『天国と地獄』で出てくる根岸屋。今でもあったらすてきだったのに」なんぞ、ほざきおる。あの店は映画では生バンドではなくジュークボックスだったぞ。今でもあったら、敬老会の飲み会に最適な店であったろうが。

さて、肝心のラーメン。いわゆる家系。太い麵。脂を少なめにしてもらって小生にはぎりぎりのラインだった。ゆで加減がゆるめの「ラーメン大将」ならいざしらず、普通のゆで加減のこの店で硬めというのは如何か。細いラーメンなら「バリ硬」「針金」と進化させられるが。それとどうでもいいように乗ってくる青菜は何か。あれならワカメでも載せてくれた方が嬉しい。

ちなみに大黒家の数軒先にスーッとした感じで、もう1軒、ラーメン屋が営業中だった。地元常連風の客がそちらに入って行ったが、その方が旨かったか……。

ということで大黒家の味は可もなく不可もなく。帰りは首都高速で帰ってきたのであった。
そして数時間後。

あれだけの渇仰感が単なる徒労に思える感じになるころ。
やはり夜中のラーメンはよくない。
posted by 曲月斎 at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 鯨飲馬食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月22日

某月某日。

▲某日。
仙台の知人と連絡が付く。
某ビールメーカーに勤め、今は総務関係の仕事だという彼は、仕事に忙殺されているらしい。
もちろん、主力工場の一つが被害を受け、物資の移動がママならぬ現状では。
そして同僚が被災したり。「ま、社員は無事だったんですけど、その家族、その兄弟、ぞの親戚となると全員、被災していますわ」
そりゃそうだよね。
電気は復旧したものの、ガス、水道が進まぬところもあり、「放射能でしょ。あれはどうにかならんですかねえ」と嘆きも入る。

阪神大震災の経験から、しゃべった方が楽になるのを承知。また、ヒマを見計らって電話をしてみようか。

その畏友F君曰く。「いや実はですねえ。H(小生の後輩)がですねえ、往復はがきで安否を聞いてきてくれたんですわ。今時、はがきか、と思う反面、うれしいような。無事やったら返事せえ、ということで、よろこんで『無事や』と書かせてもらいました」
日ごろ、筆無精の小生も少し日本郵便を見直す。

▲某日。
噂には聞いていたけど、迷惑サイトのワンクリック詐欺。ひっかかりました。
何しろ、購入して7年という年代モノのPC。さくさくとは動きません。別のタブでクリックしたつもりが、訳の分からんページをクリックしてしまったことになったらしい。
画面の真ん中に見るも醜い画像が出てきて「料金支払いまであと70時間××分××秒です」と時限装置のように居座るんですな。見るだに不愉快な画像です。
神戸の畏友Tさんに相談したのですが、相談しているうちに、古典的な方法を思いつきました。
もし、プログラムが入り込んでしまったのなら、その時間に変更されているはず。
異変前後の書き換えを目印に、そのプログラムを探せばいいのでは、と。

で検索を掛けてみると、なんと、ゴミ箱の中に隠れていました。一応、手動で削除しないといけないようなふりをして。
ファイルを一つずつ、卓駆とエクスプローラー(今はマイコンピュータの中からの作業になりますな)で除去。フォルダやTempファイルの要らなそうなものも除去。IEのキャッシュやcookiesもゴミ箱を空にして再起動。さらにウイルス駆除ソフトを走らせて……。

何か、Windows3.1の頃の作業を思い出すような。でも自力で悪知恵に勝ったぞ、という征服感も之有り。

ただ、こういう事故が起きるとあってはPCももう更新しなくてはダメかなあ。昔に比べてせっかちになっているんですかね。

▲某日。
本棚に置きっぱなしになっていた、というか、読み差しのママになっていた本を引っ張り出す。
元素111の新知識 第2版 (ブルーバックス) [新書] / 桜井 弘 (編集); 講談社 (刊)
なにぶん、根っからの文系。化学といえば高校1年でおさらばした身ですから。
今回の一連の原発事故が起きて、元素名が山のように飛び交っても全然ピンとこない。

ジルコニウム? 沃素(ヨード沈毅かいな)、セシウム(確か原子時計につかっていたような)てな具合で、元素周期律表なんていうのもひさしぶりに見ました。

でもよく分かったのは、原発というのは結構、知恵を絞って作っているけど、その副生物である放射能の影響についてはよく分かっていない、ということがよく分かりました。
セシウムは茸に蓄積されやすいのは分かっているけど、原因が分からないとか、カリウムに似ているので人間だと筋肉に蓄積されやすいとか。
「スイヘーリーベボクノフネ、ソーマガールシップスクラークセンチョウ」。イオン化傾向の暗記文句が呪文のようによみがえってきたのは不思議だ。

▲某日
子供の頃、「雨に当たるとハゲになる」と言われたもんです。
ビキニ環礁での被曝事故の記憶が新しく、また米ソ冷戦時代ですから、核保有の5大国はしばしば大気圏核実験やっていましたしね。

でも、今回の1件。無知無辜の民に、判断の材料となる十分な情報を提供せず、「必ずしも危険ではない」という訳の分からぬ説明を繰り返すのは如何かと思いますね。
先に挙げた畏友のTさんはせっせと、海外の情報をクリップしてくれているのですけど、今、日本は「大本営発表」なみの状況にあるのは間違いないようです。
posted by 曲月斎 at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月20日

嫌な言葉。

最近、よく耳にする嫌な言葉。

「未曽有」
「国難」

何か、日露戦争のころに作られた軍歌「元寇」の歌詞を連想するし、
そういう漢語でモノを語る感性がおかしい気がしてならぬ。

posted by 曲月斎 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気になる。

このところ、この拙いブログにコメントを付けて下さっていた方が震災の後はぱったり。

お忙しいのか、飽きたのか、あきれたのか。

どれでもいいのですが、書いている側は少し気になります。

ともかくご無事で。
posted by 曲月斎 at 23:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チキンオーバーライス。

伊勢佐木町、関内に出掛けた。

有隣堂に向かうとぽっかりと空間が見える。
野沢屋.jpg

閉店した横浜松坂屋、というか野沢屋の建物がすっかり取り払われて白い柵で囲われるばかりの空き地になってしまったから。

何か見慣れた光景の変化というのは不思議だ。

今、東京駅の八重洲口側から見た景色と似ている。
ビルの建て替えのため、駅の上はぽっかりと空間がある。丸ビル(マルビルと書くと大阪になってしまうんだな)が見える。

有隣堂で用事を済ませ、利休庵にでも出掛けようかと思ったのだが。

関内の桜通り。気になっていた店に行ってみることにした。
「チキンオーバーライス」なるものを売っているのである。

外観.jpg
要は漬け込んだ鶏の肉を焼いて、その上にソースを掛けて、ターメリックライス(というか日本食堂のチキン弁当の飯を思い出した)に載せて供する、というものらしい。

頼んだのはメキシカンソース何タラというもの。
ライス.jpg

皿の隅には野菜があり、追加で頼んだアボガド付き。好みでピクルスと食べるタバスコなるものを添える。タコライスの鶏肉版、というべきか。
飯の量は茶碗1膳弱だそうだが、ボリュームは十分である。

なかなかに興のあるひと皿だった。
ただ、混ぜてしまうと味が一色になってしまうので、少しずつ混ぜた方がおいしいかもしれない。

店内.jpg

でも、いかにもアメリカ人が好きそうな味である。
Webで調べてみると、「ニューヨーク生まれ。横浜の新名物 まさに感動を生むうまさ 是非お試しあれ」とのこと。
更新が全然されている気配はないが、ほかに東神奈川と日吉にも店があるらしい。
しかし、時間も時間だったので店内には客は小生1人。でも出来上がってくるまでに結構、時間がかかった。昼飯時にはどうするのだろう、など余計な心配をした。この辺りは7年間、務めで通ったエリア。こんな店も出来ていたんだと小さな感慨。

店から向かいのビルを見上げると、当時、横浜市内の某プロ野球球団の幹部(といっても平取締役部長クラス)がしょっちゅう出入りしていたクラブはもうなくなっていた。そう、池波正太郎の随筆に出てきたバーも。
posted by 曲月斎 at 03:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月19日

地図の品切れ?

ツーリングマップルR 東北2011 [単行本(ソフトカバー)] / 昭文社 (刊)
毎年のことなのだが、全国に出掛けるので、目安を付けるときに一番便利なのがこの地図帳。
ツーリング用のもので耐水性の紙に印刷してあるし、本の「のど」がリングなので折り曲げても大丈夫、という訳で、だいたい2年に1度くらいの割で更新している。

さて、有隣堂本店で今年も2011年版が出ていたので、揃って買おうと思ったら、いつも売れ残る東北版がない。
聞いてみると「この震災で版元品切れになっているみたいです」とのことだ。

そんなことはあるまいと思い、関内のセルテ・芳林堂を覗いたら、きちんとござった。

この震災以降、何でもかいしめというわけではなかろうものに。

ところで、羽衣町の石丸電気には「単2」の電池が入荷していた。「お一人1パック」だそうだが。単2には用事がないのでスルーさせてもらった。
posted by 曲月斎 at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月は朧に。

こぶし.jpg
自宅そばで車を降り、見上げると歩道の植栽、こぶしが今を盛りと咲いていた。

白い花の向こうにはおぼろ月。

あと10日余で、今度はサクラが満開になるのだろう。

春は確実に近付いている。

と茲まではキレイに進めておいて。
空也.jpg
たまたま銀座で空也を覗いたら、1箱だけ残っていたので買ってきた。
小さな桜餅。何か春を感じてしまったので、写真を撮ったら、
隣にいたお袋どのも「私も撮る」と記念撮影してござった。

桜餅と最中の記念写真というのもまた珍妙な光景であるのだが。
posted by 曲月斎 at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

太古の本能?

旧石器時代、日本に住んでいた人類は当然の如く、ナウマン象を追い掛け、食べていたに違いない。
その時代の記憶がきっと今でも残っているのだと思う。

単に小生が肉好きであるという理由ではなく、この震余の日々、肉を食べるとホッとするのである。

という訳で、ジンギスカンである。赤坂のしろくまに出掛けた。
しろくま1.jpg
店を預かる大橋君とはもう6年来の付き合いになる。
「地震の後、全然だめだったんですけどね。今日はひさしぶりににぎわって。何か今年になって初めて肉を切った気分」

いつも頼むのは「厚めに」の一言。
厚めに切った肉の方が絶対にうまい。
しろくま2.jpg
鍋の縁にはタマネギがこの店の定番なのだが、注文でこの日はプチトマトとアスパラガスを頼んだ。熱が加わって皮がプチンとはぜたトマトは実に甘くておいしい。

「最初にお会いしたころに比べて減りましたね」。そりゃそうだよ、もう年だから。
それでもたぶん、隣の2人連れよりは食べていたのかもしれない。

しろくま3.jpg
最初は東京と札幌を行き来していた大橋君もすっかり東京の仕切りになって、店を切り盛りしている。
ジンギスカンという料理は実は最後の最後の決め手は、ブロックの肉をどう切り分けていくのか、で味が決まるような気がする。というのは、同じしろくまでも、札幌の店より、彼の切り分けてくれる肉の方がうまいような気がするのだ。

本当は笑顔の写真をと思ったのだが、「デジカメだとなぜか目をつぶってしまうんです」との言葉通り、数葉の写真はすべて目を閉じていたので、職務に精励している姿をあげた。

赤坂から外堀通り。左手を見上げると首相官邸が丘の上に見えた。
電灯が数カ所についているようだった。

posted by 曲月斎 at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

問わず語り。

アポロ.jpg
震災の後、何か話したくなることがある。
家人に話をしても仕方のない内容だったり、他愛のない内容だったり。

ふと話がしたくなって、曙町のアポロに出掛けた。

いつに変わらぬ「いらっしゃい」という声に迎えられ、カウンターに座る。

この前の地震では店は大変だったよし。

預かっているボトルもだいぶ棚から落下したそうで、「まず、ドアが開かない、カウンターの仕切り戸が開かない、強烈なアルコールの匂いで。ジンだのウイスキーだのみんな混ざっていたからね。カカカ」と甲高いマスターの笑い声にホッとする。

自慢のジュークボックスは壁際からカウンターまで動いていたそうだ。

アポロ2.jpg
名物のビーフシチューを頼む。

昔風の味で、本当によく煮込んであるのだなあ、と思える味。
シェフも無事だったそうだ。
業務用の大型冷蔵庫は動いていたそうだが。

大過なかったから話もできるのだけど、そんなひとときに身をまかせる快感。

アポロ3.jpg
いつもは畏友のI君が一緒なので頼まない「シーフードグラタン」もおいしい。
きちんとマカロニが入っているのが。

死んだばあちゃんはこの下に飯が敷いてあるライスグラタンが好きだったっけ。

あれこれ思い出しながら、店に流れるルイ・アームストロングの歌声が妙に落ち着きを生んでくれた。

posted by 曲月斎 at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月17日

欠測。

この地名の羅列は何か、ご存じであろうか。

日光(栃木県)、諏訪(長野県)、伊良湖(愛知県)、上野(三重県)、四日市(三重)、むつ(青森県)、新庄(山形県)、白河(福島県)、秩父(埼玉県)、伏木(富山県)、小樽(北海道)、羽幌(北海道)、広尾(北海道)、平戸(長崎県)、人吉(熊本県)、延岡(宮崎県)、都城(宮崎県)、阿久根(鹿児島県)、萩(山口県)、剣山(徳島県)[5]、多度津(香川県)、宿毛(高知県)、飯塚(福岡県)、佐世保(長崎県)、日田(大分県)、伊吹山(滋賀県)、森(北海道)、津山(岡山県)、呉(広島県)、福山(広島県)、牛深(熊本県)、名護(沖縄県)、西表島(沖縄県)、石巻(宮城県)、三島(静岡県)、姫路(兵庫県)、洲本(兵庫県)、境(鳥取県)、河口湖(山梨県)、石廊崎(静岡県)、網代(静岡県)、油津(宮崎県)、枕崎(鹿児島県)、苫小牧(北海道)、雄武(北海道)、北見枝幸(北海道)、深浦(青森県)、久米島(沖縄県)、敦賀(福井県)、高山(岐阜県)、浜松(静岡県)、宇和島(愛媛県)、雲仙岳(長崎県)、岩見沢(北海道)、倶知安(北海道)、大船渡(岩手県)、館山(千葉県)、飯田(長野県)、江差(北海道)、紋別(北海道)、八戸(青森県)、宮古(岩手県)、勝浦(千葉県)、高田(新潟県)、相川(新潟県)、松本(長野県)、尾鷲(三重県)、豊岡(兵庫県)、浜田(島根県)、清水(高知県)、種子島(鹿児島県)、寿都(北海道)、留萌(北海道)、小名浜(福島県)、富士山(静岡県)、米子(鳥取県)、西郷(島根県)、室戸岬(高知県)、屋久島(鹿児島県)、沖永良部(鹿児島県)、与那国島(沖縄県)、浦河(北海道)、酒田(山形県)、大島(東京都)、三宅(東京都)、八丈島(東京都)、軽井沢(長野県)、潮岬(和歌山県)、厳原(長崎県)、福江(長崎県)、阿蘇山(熊本県)、根室(北海道)、若松(福島県)、千葉(千葉県)、御前崎(静岡県)、輪島(石川県)、山口(山口県)

気象庁が1997年から2010年にかけて無人化をした全国103カ所の測候所である。
今はいわゆるアメダスになっているのだけど、こういう有事の際にもかかわらず、被災地の観測点は何れも「×」。つまり欠測が続いている。

もちろん、目視によるしかない、霜降も開花も観測できくなったのだけど、こういう時に、人がいる、いないの差が出る。もし、人がいれば、放射線量の測定はもちろん、風向、風速、天候、気温といった基本データが把握できただろう。もちろん、気象衛星で代替できる部分はある。でもそれ以上に人の存在は大きい。

もちろん、全部を存続させる必要はないし、民間の気象会社と補完関係を結ぶことができる地域もあるだろう。でも、今回の震災はこういう基本的な組織の力を軽視してきたことを教えてくれる気がする。
posted by 曲月斎 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月15日

某月某日。

某日。
かばんの中に懐中電灯が入っているのを確認する。
普段、仕事先の現場で仕事の終了が遅くなると、小生らの存在は周囲から忘れ去られており、まっ暗なところを歩いて、駐車場まで戻ることになる。
総じて離れた場所にあるため、懐中電灯は手放せない。
しかし、こんなご時世だ。
懐中電灯とペットボトルくらいはいつも持っていた方がいいに決まっている。
以前、藤枝の時は車の助手席にビスコ、ソイバーなどをつるしてあった。いつ山の中で取り残されるか分からない程度の運転の腕前だったから。

某日。
地方では見掛ける「同報無線」。横浜では見掛けないけど、あれは結構有為な施設かも知れない。
横浜の場合なら区役所単位くらいで、活用を考えてもいいのではないだろうか。是もまた他山の石。
出力の小さなコミュニティFM局も。静岡の島田市でこの局をいち早く立ち上げた市の名・企画課長の先見を思い出す。確かに中山間地まで中継局を介してでもとどく。行政の対応や状況がいち早く、きめ細やかに伝わる。

某日。
強烈な現実の前に、何も本を読む気が起こらない。書店に行っても食指が動かない。なぜだろう。震災の時は「全国アホバカ分類考」か何かを読んだ気がするが。それとも2月の反動か。
仕事部屋の本棚に、買ってそのままになっていた突っ張り棒を渡す。この部屋は計4棹の本棚があるのだが、うち3棹が左側、1棹が右側。ということで2本渡したものの、こんなものは屁の突っ張りでしかないのだが。 極力、周囲に迷惑を掛けない備えをする、それしかない。
実家の神棚の社殿が転落して壊れたまま。死んだ祖父の手作りなので、何とか修理しておきたいのだが。木工用ボンドでも買ってきますか。

posted by 曲月斎 at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

潮位計・心覚え。

心覚えに。

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岩手・宮古

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岩手・大船渡

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宮城・鮎川

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福島・小名浜


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千葉・銚子


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千葉・布良

posted by 曲月斎 at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大洗の消息。

今回の震災で、茨城の大洗も大きな被害を受けた。
その被害のほどは、震災の被災地の中でも返縁に当たるため、真っ先に報道が出、その後は立ち消えになっていた。

でも、大洗でなじみになっている「さかなや隠居」には連絡が付かず、心配していた。聞き覚えのある磯浜小での避難民の生活の姿もちらと見たりして、余計に心配だった。

震災後4日目。
やっと宿に連絡がついた。
聞き覚えのある女将の声。
一家全員が無事と聞き、さらには家も「役場の方から裏の駐車場までは水が来たけど、何とか助かりました」とのこと。

何か不自由は、と聞くと、「食べ物は家の冷凍庫にあるし。ま、水が出ないのが困るけど、その位のことだから」と答えてくれた。

ともかく無事でひと安心。また5月には行くようにするから。
posted by 曲月斎 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月14日

ガスランタン。

夜の闇というのは実に怖いものです。
それがまして、被災しているときなら。

そんな時の用心に買って置いたのがこれ。
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ジッポのガスランタンです。

もう10年近く前になりますかね。

ちゃんとランタンのマントルも焼いて、火が皓々と輝くのも確認済み。でも出番がない(それが一番なのだけど)ので、玄関の棚の上に鎮座させてありました。

今回の1件もあって、改めて点検。無事に転倒したので、保管場所をトイレの貯水槽下に移動しました。棚の上で落下してもらっては困るし、転倒するのも困る。ということで、物が少なく、揺れで転落するものが落とし紙くらいしかないトイレ地言うのは、好個の保管場所なのであります。

どうも非常時の明かりというと懐中電灯かロウソク、っていう感覚ですけど、本当はホワッと下明かりの方がなごむでしょ。なるべく普通の生活に近い感覚が大事なんですから。

最近の道路工事でもサーチライトじゃポイントは明るくなっても全体が明るくならないと、危険だ、ってということで、
taru_guardman.jpg
とか
manekineko.jpg
とか、
taru_cone.jpg
とかって、ご覧になりませんか。

ということで、このホワッとした明かりが、心和ませてくれませんか。
やはり、いつの時代でも人間は「もっと光を」という心境なのだと思います。
posted by 曲月斎 at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月13日

福島県の旧市町村名

飯野町→福島市

白沢村→本宮市 平成19年1月1日

田島町
舘岩村
伊南村
南郷村→以上 南会津町

熱塩加納村
塩川町
山都町
高郷村→以上 喜多方市

伊達町
梁川町
保原町
霊山町
月舘町→以上 伊達市

原町市
鹿島町
小高町→以上 南相馬市

安達町
岩代町
東和町→以上 二本松市

表郷村
東村
大信村→以上 白河市

河東町
北会津村→以上 会津若松市

会津高田町
会津本郷町
新鶴村→以上 会津美里町

長沼町
岩瀬村→以上 須賀川市

滝根町
大越町
都路村
常葉町
船引町→以上 田村市


実は南相馬市が分からなかった。
posted by 曲月斎 at 17:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする