2010年11月10日

「チャルメラそば屋」

日本の国民的歌手、美空ひばりの畢生の名曲だと思うのだが、全然、評価されないので敢えて紹介しておく。

チャルメラそば屋」である。

どんな歌かご存じない向きのために、YouTubeで見付けた画像を貼っておく。

いかにも進駐軍全盛の時代に78回転のレコードに吹き込んだ、というイメージが素晴らしいし、後段部分の英語歌詞部分の巻き舌ぶりにはなまじのジャズシンガーも足元にも及ばぬ至芸がある。



ということでパイイチご機嫌の小生も夜泣きソバが食べたくなるのである。

ここまでなら、単なる懐旧譚であるが。

この歌を3ムスタファ3というバルカン半島のバンドがカバーしているのである。
何で日本の歌なんていくらでもあるのに、この歌を選んだのは今以てナゾである。
このバンドの紹介文句は以下の通り。
「ヒジャズ・ムスタファ、サバ・ハバスら、バルカン半島出身と自ら名乗る3・ムスタファズ・3は、そのバルカンをはじめ、世界の各地のポピュラー音楽の要素を混ぜ合わせ、いまから思えば信じられないほどフットワークの軽い音楽を作り上げてきました。無国籍音楽というのは、これのことを指すのでしょう。ただし、無国籍だからこそ面白いのが、彼らの音楽の特徴。どのアルバムも聞いて驚くビックリ箱のようなつくりでした」

スープ・オブ・ザ・センチュリー

スープ・オブ・ザ・センチュリー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1990/10/01
  • メディア: CD




ということですべては闇の中。


posted by 曲月斎 at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 天象乃音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

連想のままに。

そもそも、9日の夕、車橋に出掛けたのは大した話でもない。
バーALCで、下町の炭酸の話になり、下町の炭酸=アヅマ炭酸→モツ焼きの本所・わかば→横浜なら車橋、という程度の連想で走り出した話だ。

戒厳令下のような横浜を見ていて、どうでもいいことを考えていた。
軍楽隊の歴史だ。

旧陸軍軍楽隊の系譜は警視庁音楽隊、陸上自衛隊音楽隊、航空自衛隊音楽隊へとつながる。
旧海軍軍楽隊の系譜は東京消防庁音楽隊、そしてごく一部が海上自衛隊音楽隊へとつながる。

旧陸軍音楽隊の一部である旧第4師団音楽隊は大阪市音楽団となり、センバツ高校野球の行進曲をいまでの編曲、演奏する団体として存続する、ま、毎日新聞系ですな。

で、余談ながら全日本吹奏楽連盟というのは旧・大日本吹奏楽聯盟であり、吹奏楽の元締として朝日新聞が大きくかかわっている団体である。

確かに管弦楽というのは素人の手の及ぶところではなく、ブラスの音というのは心地よいものではあるけれど、その一方で妙に統率というか、体育会的な匂いがするのは個人的には苦手である。

ということで、戒厳令下の横浜の夜は更けていくのであった。
posted by 曲月斎 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 深慮遠謀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

口臭の問題。

P1000340.jpg髪を短くしていると、実に面倒である。2週間、床屋に行かぬともう無精丸出しになる。
それが1カ月余になると、もういけない。

本来は焼津の三岡理容館に行きたいのだけど、行っている余裕がない。
仕方なく、野毛のメトロに行った。

この店は安値が売りで、ガキのころ、「大人1500円、子供800円」だった。今は「大人2000円」。いわゆる組合加盟店の半額である。

昔は若い職人さんもいて活気があったが、今はその影もない。
かつては店の待合所に「キワニスクラブ」での活動報告もあったが、もうそんなものはない。

扉を開いて入ると奥の1席に通された。
「スポーツ刈りで」「バリカン入れていいですか? 3分、5分?」
そんなことを言われても困るわけで、いつも見計らいでやってもらっている。
青入道にされそうだったので「とりあえず長めで……」
気に入らなかった時に修正が効くように逃げを打った。

ところがである。
オヤジはバリカンをガシガシと当てて刈り上げ、切れないはさみで毛をねじ切るように切り揃えていく。しかも口臭がきつい。
床屋で口臭がきついなんていう経験は初めてのことで、当たり前のようにやってもらっていることのありがたさをかみしめる。
もう1人もタバコ臭い息を吐きながら近付いてくる。
「襟足だけでいいから。顔は当たらなくていい」
あの口臭の下で顔を剃られるのは耐え難いと思った。

節くれ立った指はもみあげを刈る時にはまぶたにバシバシと当たる。
参った、という心境。

ただ。
そんな指ゆえに髪を洗ってもらう時に気持ちよかったのと、肩をもんでもらうときには気持ちよかった。それぐらい。

ともかく、床屋は口臭に気を付けないといけないという教訓を学んだ店だった。

若竹のお父さんが「うーん、近所の安い床屋で刈ってもらっているよ」と気安く言っていたのだが。なかなかに床屋選びは難しい。
posted by 曲月斎 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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