2010年10月30日

「踊る大捜査線は日本映画の何を変えたのか」


「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか (幻冬舎新書)

「踊る大捜査線」は日本映画の何を変えたのか (幻冬舎新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/09
  • メディア: 文庫



この前、3作目が公開されたけど、それほど評判ではなかったなあ。
そう思っていたら、目についた1冊。

要は作り手を育成するシステムを失った映画界に、テレビの視聴率競争で鍛えられたプロデューサーが乗り込んで、今までの映画界の常識を破壊し、テレビと映画の垣根を取り払ってしまった、というテーマを10人の専門家が論じているのであります。

見方は人それぞれ、自分の専門的分野から論じているのですが、後ろにいけばいくほど、論点が重なっている、というのがもどかしい。一番最後に、当の凄腕プロデューサー自身が登場するのですが、登場人物の何人かをカットしても、当の本人に語らせた方がよかった。

シネコンの増加、インターネットを使った宣伝、コミュニケーションが奏功、大ヒットにつながったという絵解きや、本当の映画ファンを育てていないという指摘、どれも正鵠を射ているのだろうけど、何か負け犬の遠吠え、という気もする。


posted by 曲月斎 at 23:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 積本抛讀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冷たいのがお好き?/承前

カウンターに案内され、硝子越しの焼き場が見える。

炭ではなくガス。ご主人とその息子、そして焼きの職人の3人が立ち働いている。注文は焼き鳥と鰻重。カチカチに凍った鶏とネギの串が火の上に。鰻はカチカチに凍った白焼きが蒸し器の中に。

なかなかに溶けないのか、解凍しないのか。見ているとなんとも情けなくなる。蒸し器の中にカチカチの鰻が3串ずつ。ちょっと顎がしゃくれて、不機嫌そうなこの焼き職人、落語の「素人鰻」を連想するような光景であった。

待つことしばし。蒸し器の蓋がゆがんでいるのか、職人氏はかならず、ぽんと蓋をたたく。買い替えたらいいのに、と思うのだが、具合がいいのかもしれない。店の中を見回すと、樽酒とあったので、頼んでみたら少し気が抜けていて……。

ま、肝心の鰻と焼き鳥の味は。
言わぬが花、というものでしょう。

「本当の川越名物は」という訳で、翌日にこの探求は持ち越したのでありました。
posted by 曲月斎 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

川越である/冷たいのがお好き?

今週は武州川越である。
本当は現場は飯能なのだけど、宿が取れないので、川越である。

で、宿のhpを見ると、うなぎが名物らしい。数軒の老舗もあるようだ。

夜飯に鰻としゃれ込むか、とhpを検索して、見当たった1軒。天保×年創業とかいう。
で、駅前からタクシーに乗ってみると、どうも運転手氏が色よい返事ではない。
「鰻屋なのにいろんなものを出してくれますからねえ。観光の方は一番多いのかな」なんて言われてしまうと、どうにも不安になる。
「じゃどこがいいの」「それぞれお好みですから」
「でも、じゃ、個人的には」「小川菊(おがきく)とかありますねえ」

会話に出てきた小川菊は人気投票でも1番の店。しかし、夜は7時まで。すでに閉店済みである。
hpで検索しておいた「うなK」という店に変更。

つづきはまた。
posted by 曲月斎 at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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