2009年05月10日

ご開帳。

2009050814430000.jpg今年は善光寺のご開帳の年に当たる。

丑と未の年にご開帳となる訳だが、ご開帳といっても、本尊を拝める訳ではない。前立本尊と呼ばれる像が天台宗系の本部・大勧進から本堂に移され、その像の指先から紐が結ばれて大回向柱に結ばれる、という仕儀らしい。

で、そもそも善光寺は……。
信濃で創建されてから、甲斐の武田氏に攻められて甲州に移り、その後、織田信長に攻められて美濃に移り、豊臣秀吉の時代には方広寺の本尊となりと移っているらしい。で、そのゆかりの寺が今回の開帳では一緒に騒ごうという訳で、長野県飯田市の元善光寺、山梨県甲府市の甲斐善光寺、愛知県稲沢市の善光寺東海別院、岐阜県関市の関善光寺、同岐阜市の岐阜善光寺の6カ寺が歩調を合わせてこの盛儀に臨んでいるそうな。

で、写真はちなみにその1カ寺である甲斐善光寺。仕事で甲府まで出掛けたので、その次いでの参拝。本堂の下の暗闇の中の戒壇巡りは本家同様、あの錠前をすでに数回はあちこちでならしているので、小生の極楽往生は間違いあるまい。

で、むしろ、本尊そのものよりも宝物殿にあった仏像群の方が良かった気がする。木彫像でいささかやれてはいるけど、味わい深いお姿であった。自分自身のニーズと、一般観光客のニーズがずれるのは致し方ない。

帰路、山梨地場産業物産館みたいなところに寄る。「うまいもんだよ カボチャのほうとう」とはいえ、そういう趣味はなく、付け麵状態のほうとう(これを「おざら」というそうな)を買ってきた。アジのほどは不明。きしめんの冷製になっていないことを祈るばかりである。

とはいえ、今年は飯田に出掛ける用事もある。もう1カ寺で参拝できるのかな。「身は茲に心は信濃の善光寺 導き玉へ弥陀の浄土へ」という訳で、全国の善男善女がバスに乗っかって、善光寺から各所にお詣りに参じてござる。

何カ所回ったかが値打ちではあるまいし、弥陀の本願とはラジオ体操のスタンプ帳のようなものではないと思うだが。

ともかく。7年に1度の盛儀、無事に結願の日を迎えて頂きたいものだ。

ちなみ、甲斐善光寺では小生は200円のお姿を買ってきました。1光3尊、ありがたいお姿であります。


posted by 曲月斎 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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