2009年05月25日

「日本の珍々踏切」

日本の“珍々”踏切
「日本の“珍々”踏切」
前掲の本に紹介してあった1冊。奇書というべきだろう。世の中にはマニアというのが存在するのは事実だが、「踏切マニア」というのも稀代である。

子供のころ、踏切というのは実に魅惑的な場所だった。間近で列車が見られる。東海道線沿いの親戚の家に行くと、踏切にいくことしばしば、長じて小学校の時代には貨物列車を見たいという弟と一緒に、JRの駅のソバにあった水堂踏切に行ったり。一種の魔界といってもいい。

そんな踏切の振りまいている魅力を純粋に追い掛けるとこういう1冊になる。いろんな踏切が紹介されていてそれはそれは面白い。日本最南端の踏切、それは石垣島の八重山自動車学校の構内にある踏切だそうだ。そんなどうでもいいことを熱心に紹介している1冊。楽しい。

写真がきれいだ。「東京ラブストーリー」の踏切と題する2景など、実に芸術的ではある。

踏切の存在を再確認させてくれた好著。だが、新刊はもう出ていないようだ。
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2009年05月24日

「線路を楽しむ鉄道学」

線路を楽しむ鉄道学 (講談社現代新書)
「線路を楽しむ鉄道学」 (講談社現代新書)

というわけで、わりあい好きなタイプの1冊ではあります。
地図マニアが地図から鉄道をかたるとこうなるという、見方を提示してならべたというのは評価に値する。

惜しむラムは。最期まで地図という立場をすててほしくなかったこと。だから、途中から生半可の鉄道の話になって、最期は総花で終わるという悲しい結末の1冊でありました。


本当に力をいれるべきは、旧線から新線に何が変わっていったのか、それが鉄道の近代化という並みの中で行われた事業であり、そのすこさを丹念に居っていって欲しかったというのが読後感。

けして当今の安直鉄道本ではないけれど、それについ筆鋒が靡いてしまったのがかなしい。

きちんとして改正版をだしてほしいなあ。
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明太子 新鋭アジ比べ

用意したのは福岡空港で入手した稚加榮と椒房庵の明太子。
どちらも老舗に拮抗してしる人そしるブランドとなっている。
で用意したのはどちらのブランドも安い、切り子とお徳用品。お徳用品の方が少しすくないかな。

焼酎のあてとして明太子をつまむという方法で比較した。

丸は椒房庵。味がしっかりしていること、それに尽きる。
稚加榮は生状態の部分が残っているのだがそれが持ち味であり、欠点にもなるということ。

次の福岡出張では「椒房庵」を買って帰ることになる。とりあえずは。
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緑のカーテンその後。

緑のカーテン大作戦のその後である。
まず、キュウリが異様に元気で、伸びまくっている。2株しか植えてないのに、辺り野をはらうが勢いで、伸びている。ニガウリの苗に髯がじゃまをしたらたちまちにニガウリの元気はなくなってしまったほどである。あわててきょう、株と株の間を広げるよう徒労する。

2009052412410000.jpgそれでも悪条件の中、ニガウリ3株、ヘチマ2株、ひょうたん1株は元気に伸びている。期待のササゲの伸びが遅いのがしかたないとはいえとも、気がかりである。

さてグリーンのカーテン作戦の後方作戦も用意しなくてはなるまい。緑のカーテンが完成した時にはそこでプハーッとビールが飲みたい。ビールとくれば枝豆である。

雨の中をサカタのタネまでお買い物である。
畏友のT君は「だだ茶豆」がいいといい。小生は丹波の黒豆に未練を残し、同時にこれを収穫しようという1石2鳥作戦である。
きっとうまくいくんだろうな。不安じゃが
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2009年05月21日

御殿場線

御殿場線の沼津〜御殿場間に初めて(たぶん、だが)乗車した。

沼津の駅は昔の東海道本線の駅の風情が残っていていい。高架駅にする話もあるのだが、そんな慌てることもない気がする。

で、御殿場線。

富士山の東側、箱根山の外輪山を巡るように登っていくこの路線。ご存じの通り、旧東海道線の一部であった。

そんな歴史はともかく、富士山が目の前に迫ってくる景色はいいもんだ。2009052117010000.jpgこの写真は入れ替えで延々と停車した富士岡駅でのもの。

宝永火口が真正面に見え、まだ雪を頂く姿が麗々しい。
登ると馬鹿みたいな山なのだけど、遠くで見る分にはいい山である。

で、御殿場線。
確かに上り勾配の連続で、今の電車ではたいしたこともなかろうが、蒸気で牽引していた時代は今よりも路盤改良が進んでいなかったことを考え合わせても難所だったのだろう。

ちょうど読み終わったのが講談社現代新書の「線路を楽しむ鉄道学」(今尾恵介著)。なかなかにおもしろかった。
posted by 曲月斎 at 19:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

焼津・三福の朝飯。

2009052109130002.jpg一日の生活はまず朝食から、というが日常、朝飯を食べることはない。
そんな習慣になってしまって久しい。

肥満解消には規則正しい生活、というが、そうも行かないのが世の習いであろう。

昨日の晩は信州飯田から御殿場への移動中、焼津に泊まった。かねてご存じの街、宿はワハハ本舗の面々の定宿としても知られる「旅館三福」である。

この日、通されたのは奥まった一部屋。トイレ(朝顔と和式の両方ある)に洗面台、廊下が回って次の間付きの部屋であった。

0時過ぎに宿に入ったのだが、女将が起きていてくれ、「どうせすぐには寝られないのだろうから」と缶チューハイ2本とウーロン茶の2リットルパックを持ってきてくれた。こういう心遣いがうれしい。

博多の鹿島本館と違い、天井の隙間なんて気にする必要はない。楽々と足を伸ばして寝た。朝は朝で「お風呂に入れるから」との一声。朝風呂なんて何年ぶりだろう。気持ちよく湯船に浸かり、手足を伸ばした。本当に気持ちがいい。

で、この旅館の目玉は朝食のすばらしさである。
焼き魚(この日は鯖の麹漬けだった)に一品、卵料理(この日は目玉焼き)、納豆に海苔(味付け海苔ではなく焼き海苔である)という具合。みそ汁はたっぷりどんぶりに入ってくる。こういう飯を食える朝を幸せと言わずしてどうしようか。

という満足感に充ち満ちた上で、理容館に向かったのである。
posted by 曲月斎 at 19:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

信州飯田行

信州飯田に行ってきた。
とんでもなく時間的に遠い。

2009051916260000.jpg鉄路で東京から行こうと思うと、中央本線の岡谷乗り換えで飯田線。約5時間の鉄路である。困ったと思っていたら、なぜか高速バスがあった。横浜から。第三京浜〜環8〜中央高速という道筋。途中、甲斐の山々の夕映えが見えたし、突然現れた光まばゆい街が諏訪だったのに驚いたり、吉良上野介の息子が流された信州高遠ってのはこんな遠くだったのかと思ったり。横浜そごうの1階から乗って、飯田まで4時間50分。ま、よしとしなくてはなるまい。

で、仕事が終わって、今は次の仕事場の静岡に向かっているのだが、この経路は飯田線しかない。この鐵道が約2時間に1本ペース。

午後4時23分に飯田を出て、天竜峡で乗り継ぎ、豊橋に着くのが午後8時過ぎというから恐ろしい。でも考えてみれば尾根一つ向こう側は元の仕事場。静岡県榛原郡川根本町である。南アルプスの西と東、なのであった。海があればいうことないけど、それにしても緑の山並みが見える風景というのは、四角い空しかないエリアと違って心地よい。

飯田線は途中、通学の高校生の群れが乗っては下りを繰り返していたが、車窓に流れる景色は美しく、何とも心和むものであった。

天竜川はやはり見事な川である。

飯田線というと、思い出すのが映画「点と線」の幕切れ間際の場面。一応、推理ものだから委細は省くが、犯人役夫妻の山形勲と高峰美枝子の会話で、結核持ちの夫人がこんなせりふをいう。「飯田線はどこからだったかしら」「中央線の岡谷だろう」「飯田、天竜峡・・・。谷間を縫うように小さな列車が走っているのね」みたいな会話だったと記憶する。谷間を縫うように走る列車は2両編成。「為栗」「鶯巣」「大嵐」珍読駅名のオンパレードであるが、谷間の平地ではまるでバスのように駅が続く。こりゃ江ノ電並ですよ。

2009052019080002.jpgこういう路線も大切な住民の足。黒字のJR東海はもっと気合いを入れて運行してほしいものだ。ところで待避線もない単線のこの線で走る特急というのは詐欺ではないか。ただ駅に止まらないというだけなのだから。とよけいなことを考えているうちに、愛知県に入った。三河川合という駅。ここで入れ替えのため15分待ちである。
posted by 曲月斎 at 01:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国歌大観。

2009051912130001.jpg妄執なのだろうか。

まだ、国文学専攻の学生だったころに、この本の刊行は始まった。「国歌大観」である。
その昔、ともかくも和歌に番号を付けて読みを統一しようと刊行され始めたこの本。当初は正、続の2巻本だったのだが、この新装版の時には5巻10冊の計画だった。

1巻目に勅撰集、2巻目に私撰集(万葉集は私撰集だからこの巻に入る)、ってな具合に、私家集などなど続々と出て、5巻が出た時には「2期」と称してさらに5巻10冊が刊行されることになった。

刊行されます、といっても1冊が当時で3〜4万円のしろもの。ハイそうですかと買う訳にもいかず、6巻目で挫折していた。確か版元の角川書店に勤務していた先輩の伝手を頼って社員割引で購入してもらっていたのだが。

で時は流れる。遣うあてなどないだろう。でも、手元にない7〜10巻が気になっていた。で。思い切って買ってしまった。

古本で今、10巻20冊揃いで2巻分ほどの値段だった。要はこんな置き場所に困るような本は今ははやらないのである。しかし、基本図書。需要はある。国文学を志し、さっと和歌の一つも検索できるというのは実にいい。

手元に届いてそれで満足、なのかもしれない。もう20年越しの「胸のつかえ」だったのだから。しかし時代は流れた。CD版だと一発で検索も出来るし、便利に決まっているので、こちらは今も古書市場では30万円は堅い。でも手元に措いたという満足感は得られないだろうと思うのだが。無用の用だと独り言い訳をする。
posted by 曲月斎 at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 積本抛讀 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キュウリの花

2009051911550001.jpgベランダのキュウリの苗に早くも花が咲いた。

5日間、家を空けたら、てんでに勝手な方向に伸びてしまい、このキュウリに至っては隣に植えたニガウリにからみつく始末。からみつかれたニガウリはどうも元気がない。

黄色い花はきれいなのだが、雄花なのである。雌花がないのに雄花だけ咲いても詮ない話なのだが、何かけなげできれいだった。

そういえば、蒔いたササゲの芽が伸びて、本葉1、2枚になってきた。こうなると間引きをしないといけない。せっかく芽を出したのに、申し訳ないのだが、少し減らした。精一杯伸び始めたところだったので何か哀れになってしまった。

緑のカーテン実現までの道はなかなかに遠い。
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2009年05月16日

朝倉の3連水車。

2009051418360000.jpg
筑後川の3連水車という産業遺産をご存じだろうか。
筑後川に沿って伸びる用水堀から田に引き揚げるための仕掛けだ。

個人的に言えば、水の量を増やしたいのなら、水車数を増やせばいいし、仕掛けを見た限りでは3連にする理由が分からない。
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しかも今は水車の出番前。実用に供している以上、仕方ないのだけど、この町の観光資源なら、1年中回してもいいんじゃないんのかな。水がまわっている水車とひからびて止まっている水車では印象が違い過ぎる。

国道からの道もわかりにくい。

2009051418400000.jpg
近所には2連水車もある。
もっと遊歩道を整備したらおもしろい産業遺産なのにね。
別に「三連水車まんじゅう」とかはいらないのだけど。

結局、絵はがきなぞで見ているので言ってみたけど、拍子抜けというパターンですな。
ま、こんなものなのかも知れないけど。
posted by 曲月斎 at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 津々浦々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

対馬小路 長野の水炊き、スープ炊き。

博多名物といえば、その一つにあがるのが、「かしわの水炊き」である。

名店数々あれど、この店の右に出る店は思い当たらない。

対馬小路の「長野」である。
新三浦のヤツみたいに汁が真っ白になることもなく、適切に出汁が出ている。

以前、来た時には、カシワの身、そしてつみれを入れ、最後に野菜という段取りで、仲居さんの仕切りよろしきを得て、気持ちいい店だった。

で、今回は1人鍋という蛮行を決意するに至ったである。

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1人前だと、肉か、つみれの一つを選ぶのだけど、「2人前食べるからと」言ってMixにしてもらい、満足満足。

最後は汁掛け飯を食べて、締め、である。
いやー満足満足。

予約なしで入ったら暗に帰れといわんばかり高飛車な男性が帳場に1人いたのは不愉快。いってみたら関西漫才の「どうしてじゃ」という決まり文句みたいな感じのしゃべり方でありまして、せっかくの老舗の画竜点睛を欠く。
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2009年05月15日

博多の夜。

1泊3800円の宿の後日談。

2009051316300000.jpg

部屋はこんな感じ。
別に過不足はないし、文句もない。

ただ、天井を見上げたら。

棹縁天井が雨漏りで反り返り、その隙間からはホコリがぎっしりと見える。

ネズミでももし走り回ったら、ドサッと落ちてきそうだ。

ま、小生は大口を開けて寝る方なので、天井の隙間がないところをかろうじて探して、そこに布団を移動して寝た。
ま、寝るだけが目的だから文句はないですがね。

この旅館は、何でも外国人さんが多く利用しているもので、玄洋社の頭山満の扁額がかかっている下で、外国人さんがpcに向かってメールを打っていた。何か不思議な世界ではあった。

2009051408550000.jpg

中庭にはおいなりさん。
こんな世界も異国の方には不思議なのかもしれない。

「古いものでも汚いのとこぎれいなのとは違う。古い駅舎でも手入れをして補修をして使えば、それは味わいになると思うんです」と言っていた大井川鉄道の幹部の話を思い出した。
ま、1泊3800円では文句は言えないけどね。重要文化財とかに指定したなら、そういう支援はして欲しいかな。
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緑のカーテンのその後。

2009051212340000.jpgこの機械は何かおわかりだろうか。

全自動水やり機である。
扇風機は作るのを止めてしまったパナソニックが今も発売している新鋭機である。

水は18L入る。ま、1斗ということですな。
この機械では、1日何回でも、一定の時間に水を撒いてくれる。

で、これで不在にしても安心という訳である。2009051310150000.jpg
ベランダの床をはい回るチューブはまた珍景といえるかもしれない。



ただ、お笑いなのは「夏の日中は水が熱くなります。水まきは朝、夕にしてください」みたいな注意書きがあって、そりゃそうだろう、と思う。

ただ、今回のことで分かったのは、一人暮らしでこういうことを始めようと思うと、初期投資がいたくかかるのである。

2009051212350001.jpg
プランターの根元にはこんな感じで水まきのプラグを据える。この1台で30カ所まで水やりをできるそうだ。

緑のカーテンも実現まで実に大変なのである。
実に定価19425円。
という訳で、涼しい夏を過ごす準備は大変である。
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2009年05月11日

1泊3800円?

今度、福岡に出掛けるのだが、最初に1日はプライベート。で、泊まる旅館はなんと1泊3800円である。

建物は市の重要文化財とかで、古色蒼然たる店構えらしいのだが、本当に大丈夫なのだろうか。

「立地は繁華街に近くて、とても便利でした。古い建物で情緒あふれた感じでよかったです。」なんていうコメントが付いているのだけど。

不安を残しつつ、福岡への旅立ちは近付く。南京虫なんかにたかられなければそれで十分、なんだけどね。
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月曜日。

個人的な話になるけど。

島田にいたとき、「月曜日だからノミに行きたい」という人がいた。
彼はこの先の4日間の憂いを思うと、飲みに行かなくては矢も盾もたまらぬ、という心境なのだといった。

きょう、たまたま。例の車橋もつ肉店に出掛けた。
実をいうと、今日は夕方はこの店にくることを期してのこと。肉食は人の性格を攻撃的にするという。まして内臓肉である。あの品性に於いていささか眉を顰めざるをえないモンゴル人横綱の大好きな内臓肉である。人間、根源的には戻るところがあると思っているが、その点でこの店は何かを思い出させてくれるような気がする。

で、ともかくワシワシと食べていたのだが、隣の品があって相がいい紳士は豆もやしとホッピーで延々と粘っているのである。しかもゲルベゾルテみたいな臭いたばこを吹かしながら。

こういうときに対抗心がもこもこと起きてくるのだが、内臓肉を食った後の闘争心をしても、あの臭いたばこには勝てなかった。居酒屋でそんなたばこを吸うなよ、と言いたい。

で、話は冒頭に戻って島田市のHさんの話。彼はすこぶる穏健な人柄なのだが、そういう月曜の飲み会で、闘争心をかき立てていたのだろうか?

分からん。
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2009年05月10日

ご開帳。

2009050814430000.jpg今年は善光寺のご開帳の年に当たる。

丑と未の年にご開帳となる訳だが、ご開帳といっても、本尊を拝める訳ではない。前立本尊と呼ばれる像が天台宗系の本部・大勧進から本堂に移され、その像の指先から紐が結ばれて大回向柱に結ばれる、という仕儀らしい。

で、そもそも善光寺は……。
信濃で創建されてから、甲斐の武田氏に攻められて甲州に移り、その後、織田信長に攻められて美濃に移り、豊臣秀吉の時代には方広寺の本尊となりと移っているらしい。で、そのゆかりの寺が今回の開帳では一緒に騒ごうという訳で、長野県飯田市の元善光寺、山梨県甲府市の甲斐善光寺、愛知県稲沢市の善光寺東海別院、岐阜県関市の関善光寺、同岐阜市の岐阜善光寺の6カ寺が歩調を合わせてこの盛儀に臨んでいるそうな。

で、写真はちなみにその1カ寺である甲斐善光寺。仕事で甲府まで出掛けたので、その次いでの参拝。本堂の下の暗闇の中の戒壇巡りは本家同様、あの錠前をすでに数回はあちこちでならしているので、小生の極楽往生は間違いあるまい。

で、むしろ、本尊そのものよりも宝物殿にあった仏像群の方が良かった気がする。木彫像でいささかやれてはいるけど、味わい深いお姿であった。自分自身のニーズと、一般観光客のニーズがずれるのは致し方ない。

帰路、山梨地場産業物産館みたいなところに寄る。「うまいもんだよ カボチャのほうとう」とはいえ、そういう趣味はなく、付け麵状態のほうとう(これを「おざら」というそうな)を買ってきた。アジのほどは不明。きしめんの冷製になっていないことを祈るばかりである。

とはいえ、今年は飯田に出掛ける用事もある。もう1カ寺で参拝できるのかな。「身は茲に心は信濃の善光寺 導き玉へ弥陀の浄土へ」という訳で、全国の善男善女がバスに乗っかって、善光寺から各所にお詣りに参じてござる。

何カ所回ったかが値打ちではあるまいし、弥陀の本願とはラジオ体操のスタンプ帳のようなものではないと思うだが。

ともかく。7年に1度の盛儀、無事に結願の日を迎えて頂きたいものだ。

ちなみ、甲斐善光寺では小生は200円のお姿を買ってきました。1光3尊、ありがたいお姿であります。
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2009年05月09日

「日本映画 ぼくの300本」


日本映画 ぼくの300本 (文春新書)
「日本映画 ぼくの300本」
淀川長治と双璧と言われた日本映画評論の重鎮。

どうということのない本なのだけど、新書見開き3ページでだいたい3本のペースで映画を紹介している。
あらすじ、出演俳優、映画監督まで言及して簡潔。なかなかこういう風に書けるものじゃありません。あらすじを書いていると評がどうでもよくなるし、俳優の話までとても手が回らないなんてことになる。

その点で一種の名人藝なんでしょうなあ。特に新しい発見はないけど、こういう文体で次々と映画を紹介されると少し新鮮ではある。

長い間、積ん読になっていた1冊でしたけど、ま、面白うございました。
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ニガウリその後。

2009050910350000.jpg2009050910360000.jpg

という訳で、ベランダのニガウリの苗である。

2009050910350001.jpg

こちらはキュウリの苗。


種をまいて発芽しているのはいまのところ、ササゲだけ。
あの種まきは何だったのだろう。
ま、苗を買ってきて植え付けたので、問題はないのだけど。

肝心のフウセンカズラがまだ芽を出さない。困ったものだ。

今年は緑のカーテンを作ろうと早速に、もうネットは張り巡らした。
2009050909230001.jpgここを緑の葉が生い茂るのを期待するばかりである。

緑陰、って何か響きがいいでしょ。

きょうはあと、洋服ダンスを送り出して、通夜に行く予定。
こう夏みたいな暑さはいいなあ。何かさわやかである。
posted by 曲月斎 at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月07日

京城苑/横浜

今日は気分は肉、だった。

帰りの電車の中で、考えていたのは車橋もつ肉店。
しかし、駆け付けてみるとなんと今日まで休みである。

車橋であましょくうと、途方に暮れてしまう。

でしばし考えた末に出した結論が、南京町の京城苑。
ここはハラミのうまい店で、子袋は湯通ししたものをニンニク醬油で出してくれる。ハチの巣も湯通ししたものを酢みそ(小生はニンニク醬油の方が好きだが)で出してくれる。
この3品があれば文句はない。
3653_2.jpgただし、絶対に気取った格好で行ってはいけない。
何しろ炭火の上に金網を載せただけ、という仕掛けで肉を焼くので、店内は朦々たる煙で満ち満ちる。風向きが変わると照明の明るさが変わったかと錯覚するほどだ。

でもそんな悪条件を勘案しても、ここの焼き肉はうまい。仕上げにコムタン(テールスープ。卵抜きにしてもらうのが通例)を啜れば、幸せ感は結構満ち満ちる。

値段も決して法外ではないので、ご安心を。
ちょうど店に行ったら、萬来亭の経営者ご一家が夕食に来ていた。本日店は定休日、である。連休明けの鋭気を養う一餐であったか。

久しぶりに行って満足満足。
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ラーメン大将/横浜

ラーメン大将.jpg横浜に戻ってきてうれしいことが一つある。普通にラーメンを食べに行って、まあハズレのないことだ。

この店は畏友のI君が教えてくれた。本牧埠頭に2軒、店がある。
小生が行ったのは本店の方。

ここのワカメラーメンは茎ワカメなのである。この茎ワカメが何ともうまい。

いわゆる豚骨系のスープで太めん。醬油味。家系といわれるラーメンの王道ではある。

チャーシュウメンにワカメを追加するのがいい。結構満足する。ただし、麵は硬めにと指定した方がいい。

夕方、食べに出掛けた。
ちょうど仕込みの材料がとどいたところで、大量のとんこつ、脂身、麵と続々そろっていた。よくよく見ていると、まずとんこつを煮こぼしてから大鍋に入れている。この大鍋が4口あり、順々にスープを移動させながら煮込んでいる様子。あの大量の脂身も何となく解けてしまうらしい。

お近くにお出かけの節はぜひ、立ち寄ってみて欲しい。うまいと思う。
posted by 曲月斎 at 19:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 鯨飲馬食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする