2008年11月13日

「あっと驚く船の話―沈没・漂流・失踪・反乱の記録」

「あっと驚く船の話―沈没・漂流・失踪・反乱の記録」


光人社NF文庫っていうのは戦記系のものが多く、当然、当たりはずれが激しいのですが、この本は割合興味深い1冊でありました。
というのも、船というのは長い歴史があり、人間はその中で数々の失敗をしてきている訳であります。その判断ミスや不慮の出来事を振り返ってみるというのは、たぶんに有益であります。

老朽船をそのまま運航させていて機関が大爆発したり、乗客を放り出して船員が救難艇に乗り込んだり。無線標識を過信して駆逐艦が次々と座礁したり、殺人犯を船上で逮捕した船長が乗務した船が沈んだり。29隻の沈没なり、漂流なり、失踪なり、これらの事例はどこかに無理があってのことです。

レーダーやGPSが発達し、救命設備も昔に比べるべくもないほどに進歩した現在ではありますけど、船を動かすのは人間であり、人間はミスをするもの、なのであります。

きょうもミスをしないように自動車の運転をしなくては、と自戒するばかりであります。


posted by 曲月斎 at 19:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 汗牛充棟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

主要地方道?

douro.jpg世の中には「主要地方道」というものがあるそうであります。

その根拠は1993年5月11日に出された建設省告示第1270号「道路法第56条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道」というもので、別表というところにその一覧が出ているわけであります。

で、ではその道路法第56条なるものは何かというと
「第五十六条  国は、国土交通大臣の指定する主要な都道府県道若しくは市道を整備するために必要がある場合、第七十七条の規定による道路に関する調査を行うために必要がある場合又は資源の開発、産業の振興、観光その他国の施策上特に道路を整備する必要があると認められる場合においては、予算の範囲内において、政令で定めるところにより、当該道路の新設又は改築に要する費用についてはその二分の一以内を、道路に関する調査に要する費用についてはその三分の一以内を、指定区間外の国道の修繕に要する費用についてはその二分の一以内を道路管理者に対して、補助することができる。」

つまり、建設大臣が認めた道は半分か3分の1を国が面倒見ますよ、ということらしい。

普通、都道府県道の1〜100号までがそれに相当するらしいのでありますが、田舎を走っているとこれが実に曲者であります。

町中は片側2車線とか3車線の太い通りかと思えば、山の中に入っていくに従って、2車線になり1・5車線になり、いつの間にかけもの道みたいになっているわけであります。

ちなみにこの写真も「主要地方道」。幅員1・8メートル、4トンまでの車しか走ってはいけないことになっているわけで、もちろんすれ違いなんてできません。

カーナビなんぞを信頼してスイスイと走っているといつの間にか、こういうトラップに嵌ってしまうわけで。

げに恐ろしきは主要地方道、であります。
posted by 曲月斎 at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 街角辻辻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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