2008年01月02日

「食い放題」

「食い放題」

フグの肝に当たって急逝した8代目坂東三津五郎の随筆。
食うという作業に、精力を傾注し続けたさまがよく分かる。
文章の歯切れがいい。江戸前というか、京都で暮らした時期も長かったのだけど、それにしてもテンポがいい。
もちろん、私になんぞ縁なき贅沢な食べ物の話もある。でも、それ以上に何げない日々の食べ物にかける筆者の情熱が楽しい。

歯切れのいい文章というと、料理研究家の辰巳浜子の文章にも響くものがある。「××してごらんなさい」という口調にはこのごろ聞かなくなった品性がある。
読んで楽しい1冊です。


posted by 曲月斎 at 13:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 汗牛充棟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

年男。

横浜にいる。

30日に帰省して、馴染みの焼き鳥屋に電話したら、前日までで年内の営業は終えたとのこと。ノコノコと出掛けるあてもなくなって、そのまま寝る。
明けて31日。
川崎大師に出掛ける。ちょうど午後3時半からの勤行だ。何でも年内最後の「おつとめ」だそうで、内陣に並ぶ坊さんも山盛り。普段なら般若心経を読んで終わりなのに、この時はきちんとおつとめでござった。参道の屋台ではたらいている人に外国人の方が目立つ。この日の夜半からが書き入れ時。まだ開店準備中であります。
そのまま関内の利久庵へ。店内は大にぎわいで、空席まちの善男善女がぞろぞろ。そんな中で知人を呼び出して、酒を飲み始める。お銚子をだいぶ空にして店を出て、491でまた1杯。一度帰宅して、紅白歌合戦なぞを見ながら、また酒。今年は何か舞台の上でCGが目立ったような気がして物量作戦がお得意のNHKも方針転換したのかな、と思う。
途中で近所の銭湯へ。いい加減よっているのだけど、すこぶる気分がいい。ただ湯が熱いのには少々閉口。板場にまだ脱衣籠が残っていたのには驚いた。
今年は年越しの汽笛の音が少なかったような気がした。

新年、また知人と山下町へ。491から中華街の青海星とはしごして、最後は元町のenへ。すでにいい加減飲んでいるので、軽く1杯で切り上げる。明け方に近いというのに、まだ爆竹の音が響いていた。

今年は転居通知を出していないので、年賀状をきちんと書かなければいけないのだけど、まだ手つかず。現住所に転送されているので、手元には数枚しか届いていない。無精だから仕方ないのだけどね。

という訳で、のそのそと年が明けて、×度目の年男。何か急に年老いた気分になるようで、嫌なものだ。
posted by 曲月斎 at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 身辺雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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